それってどうなんだろう?
2014年10月22日 日常Twitterというのは大変便利で面白い反面、情報の伝達力・拡散性によって、何気ない
呟きが大勢をまきこんでちょっとした騒動に発展しやすいという面もある。
細かいことは面倒なので省くけれど、一連の流れを見ていて、正直「またか。」と
思ったので、今回はちょっと書きます。
私のTLは所謂キムラヲタと分類される人たちがほとんどです。
一口にキムラヲタと言っても本当にいろんな人が居ます。
職業も生活パターンもバラバラで、当然考え方も違う。
でもあまり人のことに干渉しないというか、自分との相違を見つけてたとしても
「まぁ、それもアリかな。」って感じで、かなり緩い。私はそこが好きです。
しかし昨日、見慣れないアイコンの某スマヲタの呟きがリツイートされて来て、
何げなく読んだ私はびっくりして口をぽかーんと開けてしまいました。
「私はスマヲタだけど◯◯のヲタでもある。一部のスマヲタが◯◯ファンの世界に
無遠慮に踏み込む姿が恥ずかしく悲しく、怒りのあまりいても立っても居られず」
「スマヲタは数が多いので、他ジャンルのファンから見ると脅威なのです。だから
行動するときには守るべき○箇条を肝に命じてください」
(そして彼女が独自に定めた行動基準の箇条書きが続く)
注*この某さん、私はフォローしてないので日頃は全く目にすることのない方。
しかしTwitterにはリツイートという機能がありまして。
Aさんの呟きがBさんの目に止まりリツイートされる➡仮にBさんにフォロワーが100人居るとその全員がAさんの呟きを読む➡Bさんのリツイートを読んだCさんがまた数十人あてにリツイート➡今度はDさんの目に止まり…(以下繰り返し
という流れで最終的にとんでもない人数がAさんの呟きを読んでしまうわけです。
某さんの<義憤>には納得できる部分もある。
確かに、キムラヲタの中には気にさわるツイートに凸(注:突撃のことね)して
場を荒らす人も居るし、その無遠慮なリプ(リプライ)には、同じヲタとしてなんともモヤモヤした気分になった。
しかし私が一番引っかかったのは、某さんの言い回しであった。
明らかに「スマヲタ<<<<<<<<<<◯◯ファン」という意識が存在し
「スマヲタだけど◯◯のファンでもある私が、◯◯ファンの代弁者として
無知なスマヲタを啓蒙してあげなければ!!!」
という使命感が、これでもか!と激しく滲みだしていたのだった。
某さんに限らず、一部のヲタは<誤った>考え方のヲタを<正しい>方向へ導くのが
自分たちの使命と思い込んでいるようにすら見える。
しかしですよ。
実も蓋もない言い方かもしれないけど、タレントのヲタなんて使命感でやるものじゃないと私は思う。
そこに 好き/嫌い はあったとしても 正しい/誤った の区分はない。
もし、誰かが『正しいヲタ・正しいファンの在り方』なんて信じてたとしたら、
それは幻想に過ぎないんじゃないですか?と問うてみたい。
百歩譲って、正しい/正しくない があったとしても、例えるならあるゲームに参加してる人の間でだけ通用するルールみたいなもので、ゲームの種類が違えば当然ルールも変わって来る。
なんとなく気に入らないからって、「あなたはヲタ(ファン)として間違ってる!」なんて指摘する行為は、例えば違うゲームをやってる人の場所に無理矢理お邪魔して
「あなた(がた)のやり方はルール違反ですよ!」なんて言ってまわるのと同じ。
そんな理不尽な行為に「はい、わかりました」と従う人ってあんまり居ないと思う。
少なくとも私はそうだ。
だから、人の<好き>を自分の意図する方向へ誘導しようとする試みは、大抵の場合失敗するし、もしかしたら仕切り好きのお節介オバさんと、やってることほとんど
変わらないよ、と受け止められる可能性もある。
予想通りTLはかなり荒れて雰囲気悪くなっちゃいました。
最近こういう流れが多いんですよね。
なんでだろう?と考えてみたんだけど、ヲタ同士で『あそこよりウチらは上』だから
『一言言ってあげなきゃね』みたいな意識がすごく感じられるんだよなぁ。
所詮、TVのコッチ側の者同士。
私たちのほうがとか、こうあるべきとか、そういうのバカバカしいと思う。
*さて。
某さんが『○○ファンを代弁して私が!』と鼻息荒くツイートした割に、
当の◯◯ファンの皆さんは、
「スマファンにはちょっとびっくりしたけど、◯◯が盛り上がるのはいいことだ。」
…と、おしなべて大人で冷静な対応だった、というオチがつきました(笑)
呟きが大勢をまきこんでちょっとした騒動に発展しやすいという面もある。
細かいことは面倒なので省くけれど、一連の流れを見ていて、正直「またか。」と
思ったので、今回はちょっと書きます。
私のTLは所謂キムラヲタと分類される人たちがほとんどです。
一口にキムラヲタと言っても本当にいろんな人が居ます。
職業も生活パターンもバラバラで、当然考え方も違う。
でもあまり人のことに干渉しないというか、自分との相違を見つけてたとしても
「まぁ、それもアリかな。」って感じで、かなり緩い。私はそこが好きです。
しかし昨日、見慣れないアイコンの某スマヲタの呟きがリツイートされて来て、
何げなく読んだ私はびっくりして口をぽかーんと開けてしまいました。
「私はスマヲタだけど◯◯のヲタでもある。一部のスマヲタが◯◯ファンの世界に
無遠慮に踏み込む姿が恥ずかしく悲しく、怒りのあまりいても立っても居られず」
「スマヲタは数が多いので、他ジャンルのファンから見ると脅威なのです。だから
行動するときには守るべき○箇条を肝に命じてください」
(そして彼女が独自に定めた行動基準の箇条書きが続く)
注*この某さん、私はフォローしてないので日頃は全く目にすることのない方。
しかしTwitterにはリツイートという機能がありまして。
Aさんの呟きがBさんの目に止まりリツイートされる➡仮にBさんにフォロワーが100人居るとその全員がAさんの呟きを読む➡Bさんのリツイートを読んだCさんがまた数十人あてにリツイート➡今度はDさんの目に止まり…(以下繰り返し
という流れで最終的にとんでもない人数がAさんの呟きを読んでしまうわけです。
某さんの<義憤>には納得できる部分もある。
確かに、キムラヲタの中には気にさわるツイートに凸(注:突撃のことね)して
場を荒らす人も居るし、その無遠慮なリプ(リプライ)には、同じヲタとしてなんともモヤモヤした気分になった。
しかし私が一番引っかかったのは、某さんの言い回しであった。
明らかに「スマヲタ<<<<<<<<<<◯◯ファン」という意識が存在し
「スマヲタだけど◯◯のファンでもある私が、◯◯ファンの代弁者として
無知なスマヲタを啓蒙してあげなければ!!!」
という使命感が、これでもか!と激しく滲みだしていたのだった。
某さんに限らず、一部のヲタは<誤った>考え方のヲタを<正しい>方向へ導くのが
自分たちの使命と思い込んでいるようにすら見える。
しかしですよ。
実も蓋もない言い方かもしれないけど、タレントのヲタなんて使命感でやるものじゃないと私は思う。
そこに 好き/嫌い はあったとしても 正しい/誤った の区分はない。
もし、誰かが『正しいヲタ・正しいファンの在り方』なんて信じてたとしたら、
それは幻想に過ぎないんじゃないですか?と問うてみたい。
百歩譲って、正しい/正しくない があったとしても、例えるならあるゲームに参加してる人の間でだけ通用するルールみたいなもので、ゲームの種類が違えば当然ルールも変わって来る。
なんとなく気に入らないからって、「あなたはヲタ(ファン)として間違ってる!」なんて指摘する行為は、例えば違うゲームをやってる人の場所に無理矢理お邪魔して
「あなた(がた)のやり方はルール違反ですよ!」なんて言ってまわるのと同じ。
そんな理不尽な行為に「はい、わかりました」と従う人ってあんまり居ないと思う。
少なくとも私はそうだ。
だから、人の<好き>を自分の意図する方向へ誘導しようとする試みは、大抵の場合失敗するし、もしかしたら仕切り好きのお節介オバさんと、やってることほとんど
変わらないよ、と受け止められる可能性もある。
予想通りTLはかなり荒れて雰囲気悪くなっちゃいました。
最近こういう流れが多いんですよね。
なんでだろう?と考えてみたんだけど、ヲタ同士で『あそこよりウチらは上』だから
『一言言ってあげなきゃね』みたいな意識がすごく感じられるんだよなぁ。
所詮、TVのコッチ側の者同士。
私たちのほうがとか、こうあるべきとか、そういうのバカバカしいと思う。
*さて。
某さんが『○○ファンを代弁して私が!』と鼻息荒くツイートした割に、
当の◯◯ファンの皆さんは、
「スマファンにはちょっとびっくりしたけど、◯◯が盛り上がるのはいいことだ。」
…と、おしなべて大人で冷静な対応だった、というオチがつきました(笑)
夜中何度も目が覚めた。
窓に打ちつける雨。
ざぁーっと強い風が吹くたびに聞こえるその音は、子供の頃海辺の家で体験した
古い記憶を呼び戻し、うとうとしながら意識が引き戻される。
大分の蒲江という漁村の、遠い親戚の家。
子供三人は屋根裏の小さな窓から台風で荒れる海を眺めていた。
漁港を照らす為のライトを積んだブイが激しく揺さぶられ、やがて波間に消える。
幅数メートルの道路を挟んで打ち寄せる高波が、屋根裏部屋の屋根まで駆け上る。
高い屋根は汚れたプラスティックの緑色で、ざあっと激しい水音と共に、海中から
運ばれて来た小石が打ち上げられ、カラカラと音を立てて転がる様子が透けて見え、
恐ろしい気持ちで下からなんども見上げた。
…そんな記憶です。
今朝目が覚めたら不思議なほどしんとして、そっと窓を開いて外を見ると、薄い水色の空のところどころにちぎれた雲がぽつぽつと茜色と金色と灰色に染まっていた。
帰宅してから録画しておいた月9を見ました。
コウちゃんはもちろん、おぐりんも結構好きなんすけど自分。
うううむ。
ちょっとこれは見続けるのに忍耐が要るです。
脚本と演出、そして最大の問題は何を描きたいのかがよくわからない。
演者に罪はないです。
ロイドもボーダーもハマって見ていた自分としてはちょい複雑。
来週20日からTOYOTAの新CMらしいので録画はします。
すますま。
最初のコーナーで「やーっぱりなー。」と思った。
キムラとコウちゃんはそりゃーね。
なんかロイド開始日のTBSジャックの二人を思い出してしまった…。
奇しくも安堂ロイド開始からちょうど一年。
早く映画やろーよ、植田P!!
ほら!ほらほら!!またキムラが焦げちゃってるじゃん!!
久々にあんなに黒いのを見たわ。
ロイドから武蔵、HEROと切れ目なく役者だったもんなぁ。
やっぱG活動だけじゃダメだわ。光合成の歯止めにならないもん←
しかしアレだね。
たぶん水曜か木曜辺りに収録だから、真っ黒くろすけビストロの翌日か翌々日の夜が
VOGUE JAPANのパーティ。
黒くてもプラベのお洋服でもテスティーノ先生を惹き付けるオーラ。
優れた写真家ってね、映像を切りとるセンスと瞬間を逃さない反射神経に加えて、
オーラを放つ場…風景やモノ、人をキャッチする嗅覚の鋭さがハンパないと思う。
テスティーノ先生はVOGUE JAPANのパーティ会場でいち早く気づいたに違いない。
super coolな彼に(笑)
昨日は大好きな写真家さんの個展へ。
野口里佳。
http://gallery916.com/exhibition/
以前も確か書いたと思う、彼女の写真のこと。
いや〜…久々にキましたね…。そっちはまた改めて書きます。素晴らしかった。
あと、そうそう、S.Live。
グラミー賞3回のG。
ん〜。なんかこうガツンと来ないんだよなぁ。
去年のDUFT PUNK➡http://matome.naver.jp/odai/2139083624043811101
とかインパクト凄かったんだけど(笑)色んな意味で。
グラミーの曲じゃないけど、DUFT PUNKらしいヒット曲
one more time
https://www.youtube.com/watch?v=FGBhQbmPwH8
Technologic
https://www.youtube.com/watch?v=YtdWHFwmd2o
視覚的にも音楽的にも彼らのがぜんぜん面白いんだからコッチを呼べばいいのに。
ま、昨夜もキムラさんはとーっても楽しそうでかっこ良かったからいいですけどw
窓に打ちつける雨。
ざぁーっと強い風が吹くたびに聞こえるその音は、子供の頃海辺の家で体験した
古い記憶を呼び戻し、うとうとしながら意識が引き戻される。
大分の蒲江という漁村の、遠い親戚の家。
子供三人は屋根裏の小さな窓から台風で荒れる海を眺めていた。
漁港を照らす為のライトを積んだブイが激しく揺さぶられ、やがて波間に消える。
幅数メートルの道路を挟んで打ち寄せる高波が、屋根裏部屋の屋根まで駆け上る。
高い屋根は汚れたプラスティックの緑色で、ざあっと激しい水音と共に、海中から
運ばれて来た小石が打ち上げられ、カラカラと音を立てて転がる様子が透けて見え、
恐ろしい気持ちで下からなんども見上げた。
…そんな記憶です。
今朝目が覚めたら不思議なほどしんとして、そっと窓を開いて外を見ると、薄い水色の空のところどころにちぎれた雲がぽつぽつと茜色と金色と灰色に染まっていた。
帰宅してから録画しておいた月9を見ました。
コウちゃんはもちろん、おぐりんも結構好きなんすけど自分。
うううむ。
ちょっとこれは見続けるのに忍耐が要るです。
脚本と演出、そして最大の問題は何を描きたいのかがよくわからない。
演者に罪はないです。
ロイドもボーダーもハマって見ていた自分としてはちょい複雑。
来週20日からTOYOTAの新CMらしいので録画はします。
すますま。
最初のコーナーで「やーっぱりなー。」と思った。
キムラとコウちゃんはそりゃーね。
なんかロイド開始日のTBSジャックの二人を思い出してしまった…。
奇しくも安堂ロイド開始からちょうど一年。
早く映画やろーよ、植田P!!
ほら!ほらほら!!またキムラが焦げちゃってるじゃん!!
久々にあんなに黒いのを見たわ。
ロイドから武蔵、HEROと切れ目なく役者だったもんなぁ。
やっぱG活動だけじゃダメだわ。光合成の歯止めにならないもん←
しかしアレだね。
たぶん水曜か木曜辺りに収録だから、真っ黒くろすけビストロの翌日か翌々日の夜が
VOGUE JAPANのパーティ。
黒くてもプラベのお洋服でもテスティーノ先生を惹き付けるオーラ。
優れた写真家ってね、映像を切りとるセンスと瞬間を逃さない反射神経に加えて、
オーラを放つ場…風景やモノ、人をキャッチする嗅覚の鋭さがハンパないと思う。
テスティーノ先生はVOGUE JAPANのパーティ会場でいち早く気づいたに違いない。
super coolな彼に(笑)
昨日は大好きな写真家さんの個展へ。
野口里佳。
http://gallery916.com/exhibition/
以前も確か書いたと思う、彼女の写真のこと。
いや〜…久々にキましたね…。そっちはまた改めて書きます。素晴らしかった。
あと、そうそう、S.Live。
グラミー賞3回のG。
ん〜。なんかこうガツンと来ないんだよなぁ。
去年のDUFT PUNK➡http://matome.naver.jp/odai/2139083624043811101
とかインパクト凄かったんだけど(笑)色んな意味で。
グラミーの曲じゃないけど、DUFT PUNKらしいヒット曲
one more time
https://www.youtube.com/watch?v=FGBhQbmPwH8
Technologic
https://www.youtube.com/watch?v=YtdWHFwmd2o
視覚的にも音楽的にも彼らのがぜんぜん面白いんだからコッチを呼べばいいのに。
ま、昨夜もキムラさんはとーっても楽しそうでかっこ良かったからいいですけどw
横浜トリエンナーレに行ってきました。
http://www.yokohamatriennale.jp/2014/index.html
『華氏451の芸術 世界の中心には忘却の海がある』
華氏451度は摂氏223度。
これは紙が燃え始める温度。
そしてレイ・ブラッドベリのSFのタイトルでもあります。
華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)
レイ ブラッドベリ http://www.amazon.co.jp/dp/4150116911
*「本を読む=深い知識を得る」ことが禁止され本は燃やされる(=焚書)未来世界のお話。
芸術は忘却に沈んだ滓から生まれてくる。
本=深く思考すること、を禁じられる社会への警告。
…がテーマじゃないかな?と私は受けとりました。
といっても別に理屈っぽい作品群じゃないのです。
私は現代美術が好きで年何度か美術館に見に行くんですけど、何故かといいますと、
毎回必ずワクワクがあるんです。
面白い!とか、ビックリ!とか、ヘンじゃない?とか、うわー…!来たー!…とか、
そんな感じの連続なんです。
そして必ずいくつか、圧倒されて言葉を失う作品に出会える。
今回は3つの作品がとても印象に残りました。
坂上チユキさんの細密な作品http://mem-inc.jp/artists/sakagami_j/
大竹伸朗の巨大なオブジェ(これは設計図=イラストですが)
http://event.japandesign.ne.jp/2014/07/5586/
奈良原一高のモノクロ写真。
http://www.fashion-press.net/news/13084
こういう作品って言葉でなかなか説明し辛いのです。
感じたこと、思いを全部表そうとしたらもの凄い分量になるんだけど、どんなに
がんばって書いたところで、私が作品と向き合った瞬間にきた、あのドーン!!と
圧倒され尽くして感覚が支配される感じを語り尽くすことはできない。
言葉の無力さを感じます。
だから、たくさんの人が気軽にアクセスできるよう、身近にあればいいのに…と
切実に思うのです。
まぁあれだよね。
言葉で上手く解説し尽くす事が出来るなら、身を削りながら作品を作る必要もない。
現代美術は決して難しくないと思います。
むしろ、とても楽しい。
所謂名画や傑作と向き合うのって、なんか疲れる。
「これは、こんな風に作られ(描かれ)ているので、こう見てください。」
…って言われて、
「はい、分かりました。ここがチェックポイントなわけですね。」
と、まぁ先生と生徒みたいな(笑)
でも評価が定まってない美術作品は、自由に感じて咀嚼して遊べばいい。
どう感じてもどこを見ても、どんな風に好きになるかは自分次第。
遊園地に行くみたいなもんなんです、私にとって。
感覚と感情を全開に刺激的な遊園地。
キムラに惹かれるのも同じ理由なんですよね、考えてみると。
圧倒されたい。感覚と感情に揺さぶりをかけられて、私を取り巻く世界が一瞬、
グラリと揺らぐ。
あの瞬間を、彼が味合わせてくれるから。
Vogue15周年の…instagramのスナップ、凄かったなぁ。
マリオ・テスティーノが撮ったから、カッコ良くて当然?なんですけど。
なんと言いますか、格の違いってあるのね、と思い知らされました。
一枚の写真にも有無を言わせぬ存在感。
撮ること・撮られること。
その世界の<能力の高いひと>同士が出会ってセッションする。
世界が一瞬、グラリとゆらぎました。
マジで。
http://www.yokohamatriennale.jp/2014/index.html
『華氏451の芸術 世界の中心には忘却の海がある』
華氏451度は摂氏223度。
これは紙が燃え始める温度。
そしてレイ・ブラッドベリのSFのタイトルでもあります。
華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)
レイ ブラッドベリ http://www.amazon.co.jp/dp/4150116911
*「本を読む=深い知識を得る」ことが禁止され本は燃やされる(=焚書)未来世界のお話。
芸術は忘却に沈んだ滓から生まれてくる。
本=深く思考すること、を禁じられる社会への警告。
…がテーマじゃないかな?と私は受けとりました。
といっても別に理屈っぽい作品群じゃないのです。
私は現代美術が好きで年何度か美術館に見に行くんですけど、何故かといいますと、
毎回必ずワクワクがあるんです。
面白い!とか、ビックリ!とか、ヘンじゃない?とか、うわー…!来たー!…とか、
そんな感じの連続なんです。
そして必ずいくつか、圧倒されて言葉を失う作品に出会える。
今回は3つの作品がとても印象に残りました。
坂上チユキさんの細密な作品http://mem-inc.jp/artists/sakagami_j/
大竹伸朗の巨大なオブジェ(これは設計図=イラストですが)
http://event.japandesign.ne.jp/2014/07/5586/
奈良原一高のモノクロ写真。
http://www.fashion-press.net/news/13084
こういう作品って言葉でなかなか説明し辛いのです。
感じたこと、思いを全部表そうとしたらもの凄い分量になるんだけど、どんなに
がんばって書いたところで、私が作品と向き合った瞬間にきた、あのドーン!!と
圧倒され尽くして感覚が支配される感じを語り尽くすことはできない。
言葉の無力さを感じます。
だから、たくさんの人が気軽にアクセスできるよう、身近にあればいいのに…と
切実に思うのです。
まぁあれだよね。
言葉で上手く解説し尽くす事が出来るなら、身を削りながら作品を作る必要もない。
現代美術は決して難しくないと思います。
むしろ、とても楽しい。
所謂名画や傑作と向き合うのって、なんか疲れる。
「これは、こんな風に作られ(描かれ)ているので、こう見てください。」
…って言われて、
「はい、分かりました。ここがチェックポイントなわけですね。」
と、まぁ先生と生徒みたいな(笑)
でも評価が定まってない美術作品は、自由に感じて咀嚼して遊べばいい。
どう感じてもどこを見ても、どんな風に好きになるかは自分次第。
遊園地に行くみたいなもんなんです、私にとって。
感覚と感情を全開に刺激的な遊園地。
キムラに惹かれるのも同じ理由なんですよね、考えてみると。
圧倒されたい。感覚と感情に揺さぶりをかけられて、私を取り巻く世界が一瞬、
グラリと揺らぐ。
あの瞬間を、彼が味合わせてくれるから。
Vogue15周年の…instagramのスナップ、凄かったなぁ。
マリオ・テスティーノが撮ったから、カッコ良くて当然?なんですけど。
なんと言いますか、格の違いってあるのね、と思い知らされました。
一枚の写真にも有無を言わせぬ存在感。
撮ること・撮られること。
その世界の<能力の高いひと>同士が出会ってセッションする。
世界が一瞬、グラリとゆらぎました。
マジで。
粉粧楼。
前にも書いたけど、初代は春先に突然枯れてしまい、
今育ててるのは二代目の株。
この株は買って来たときから何となく元気がなく、
冬場鉢から抜いてみたら、何と!
根にコガネムシの幼虫が6匹も…
(*コガネムシは薔薇にとって致命的。根を食い荒らしやがて枯れてしまう)
退治して肥料を入れて植え替え、なかなか新芽が出ないのを心配し、やっと出た葉も
なんだか元気がなく、ようやく茂ってきたら今度はチュウレンジバチの幼虫に食われ
梅雨はウドンコ病に、夏はカイガラムシに取りつかれ、どうなることかと(笑)
ようやくこの秋、本来の粉粧楼らしい花を咲かせてくれました。
花も樹も小ぶりですが、ほっそりした茎にぽってりした牡丹のような花が、俯き加減に咲くのがなんとも言えず風情があります。
中心から外側に向かって薄くなるうす紅色のグラデーション。
陽に透ける繊細な花弁。
そして甘くて、少しスパイシーな美しい香りを放つ。
どこか東洋的で、小さな天女を連想します。
茎が細すぎて切り花にはなりません。
上手く水を吸い上げることができず、すぐにしおれてしまうから。
なのでこの薔薇を愉しむには、自分で育てるか薔薇園で探すしかない。
そんなところも、この花に夢中になってしまう理由の一つかもしれません。
さて。
HEROも終わって久々に乾期だなぁ…。
昨日Twitterに『ジャニーズが表紙を飾ったカッコいいファッション雑誌』という
まとめ映像が流れてきました。
http://matome.naver.jp/odai/2141174906947894801
相当数の写真をざっと見たんですけど、いや〜。
写真一枚でもセンスとか個性とか表現力とか、わかっちゃうもんだな。
木村拓哉と長瀬智也の存在感、圧倒的。
雑誌のコンセプトや対象ターゲットの差ももちろんあります。
スタイリスト、カメラマン、ヘアメイク、そして編集者のセンスが鋭ければ、
それなりに「カッコいい」表紙は作れるでしょうし。
モデルとしてなら、カッコよく写ってるジャニーズは何人かいる。
それなりに顔がいい人をチョイスしてるだろうし(一部例外もあるがw)
しかし、それだけじゃ強い印象は残せない。
違いは何だろう?
つくづく眺めてふと。
木村と長瀬の写真には<彼ら自身>が映し出されている。
編集者やカメラマンの指示通りポーズを取るだけじゃこうはならない。
「自分がもしこの服を着るなら、どんなシチュエーションでどんな気分だろう?」
…つまりある種のストーリーを想像し、演じているのかもしれない。
服を着、カメラの前に立つと、ごく自然にスイッチが切り替わる。
ニュートラルな状態から表現するモードへと。
もちろんタレントとしての場数の違いも大きいだろうけど、こういうのって誰かに
教えられてできるものでもなさそうだ。
画家が絵を描き、文筆家が文章を書くように、彼らは自らの肉体を使う。
表現する本能。
…この二人の個性が絡み合ったらさぞ刺激的だろうなぁ。
バディムービーとかロードムービーとか…悲願だわ。
前にも書いたけど、初代は春先に突然枯れてしまい、
今育ててるのは二代目の株。
この株は買って来たときから何となく元気がなく、
冬場鉢から抜いてみたら、何と!
根にコガネムシの幼虫が6匹も…
(*コガネムシは薔薇にとって致命的。根を食い荒らしやがて枯れてしまう)
退治して肥料を入れて植え替え、なかなか新芽が出ないのを心配し、やっと出た葉も
なんだか元気がなく、ようやく茂ってきたら今度はチュウレンジバチの幼虫に食われ
梅雨はウドンコ病に、夏はカイガラムシに取りつかれ、どうなることかと(笑)
ようやくこの秋、本来の粉粧楼らしい花を咲かせてくれました。
花も樹も小ぶりですが、ほっそりした茎にぽってりした牡丹のような花が、俯き加減に咲くのがなんとも言えず風情があります。
中心から外側に向かって薄くなるうす紅色のグラデーション。
陽に透ける繊細な花弁。
そして甘くて、少しスパイシーな美しい香りを放つ。
どこか東洋的で、小さな天女を連想します。
茎が細すぎて切り花にはなりません。
上手く水を吸い上げることができず、すぐにしおれてしまうから。
なのでこの薔薇を愉しむには、自分で育てるか薔薇園で探すしかない。
そんなところも、この花に夢中になってしまう理由の一つかもしれません。
さて。
HEROも終わって久々に乾期だなぁ…。
昨日Twitterに『ジャニーズが表紙を飾ったカッコいいファッション雑誌』という
まとめ映像が流れてきました。
http://matome.naver.jp/odai/2141174906947894801
相当数の写真をざっと見たんですけど、いや〜。
写真一枚でもセンスとか個性とか表現力とか、わかっちゃうもんだな。
木村拓哉と長瀬智也の存在感、圧倒的。
雑誌のコンセプトや対象ターゲットの差ももちろんあります。
スタイリスト、カメラマン、ヘアメイク、そして編集者のセンスが鋭ければ、
それなりに「カッコいい」表紙は作れるでしょうし。
モデルとしてなら、カッコよく写ってるジャニーズは何人かいる。
それなりに顔がいい人をチョイスしてるだろうし(一部例外もあるがw)
しかし、それだけじゃ強い印象は残せない。
違いは何だろう?
つくづく眺めてふと。
木村と長瀬の写真には<彼ら自身>が映し出されている。
編集者やカメラマンの指示通りポーズを取るだけじゃこうはならない。
「自分がもしこの服を着るなら、どんなシチュエーションでどんな気分だろう?」
…つまりある種のストーリーを想像し、演じているのかもしれない。
服を着、カメラの前に立つと、ごく自然にスイッチが切り替わる。
ニュートラルな状態から表現するモードへと。
もちろんタレントとしての場数の違いも大きいだろうけど、こういうのって誰かに
教えられてできるものでもなさそうだ。
画家が絵を描き、文筆家が文章を書くように、彼らは自らの肉体を使う。
表現する本能。
…この二人の個性が絡み合ったらさぞ刺激的だろうなぁ。
バディムービーとかロードムービーとか…悲願だわ。
HERO最終話をリピしました。
凄いね。
Twitterのフォロワーさんとも話したんだけど、最終話に限って言うと第一期を超えたんじゃないかと思う。
振り返ってみて、第二期のHEROは1話から最終の11話まで、たった一つのテーマをバリエーションを変えて何度も何度も描いているような気がするんだよな。
一言で表すなら何だろう?
『誰もが自分の正義を追求する権利と義務がある』
じゃないのかなと、私は思った。
1話から10話まで久利生だけでなく城西支部の人々、そして彼等に関わった人たちは
皆、自分の中の正義を模索し、苦しみながら向き合い、最後はそれを勝ち取った。
検事だからとか事務官だからとか立場の違いも全くない。
そのことは最終話、口を閉ざした元検事・国分の、心を動かしたのが末次さんだったという事実に象徴されている。
「検事としての名誉より、人として全うで有りたかった。」
国分の言葉はまさに、末次さんの発したそれだった。
それを引き取るかたちで、久利生が全員に向かって語りかける。
「正義は一つじゃない。検事は悪人を絶対許さない正義。弁護士は被告人を護る正義そして裁判員には主張を聞いた上で判決を下す正義がある。」
ふと、二話で弁護士と検事とのやり取りを<ゲーム>だと言い切った桜井弁護士の
言葉に、一瞬久利生の顔色が変わったのを思い出す。
最初から最後まで、彼の立ち位置は変わらず、信念には寸分の揺るぎもない。
久利生の行動は、一見融通の利かない愚か者に見えるかもしれない。
<空気を読む>ことが必須とされる時代では尚更、だ。
しかしその<愚かな>男の揺るぎない行動が、体制の歯車と化していた特捜部検事に誇りを取り戻させ、「ジャーナリズムは基本反権力」と嘯くジャーナリストの見解を
180度変えさせた。
いや、それドラマの中だから。
…と正直私も思ってはいますけど。
しかしドラマの中で久利生の語った言葉としてのそれは、不思議な説得力を持つ。
そう、不思議としか言い様がない。
上に引用した台詞なんて、こうして文字にして読むと、何を当たり前を大げさに?
なんて思ったり。
あの長い長い台詞。
だけど久利生の声として耳で聞き・目で見るとグッと心に迫って来る。
彼の言葉は元々は台詞なんだけど、台詞を<憶えた>上で<声にだしている>
ようには思えない。
あたかも久利生公平という人物の心から生まれ、頭の中で組み立てられ、その人自身の言葉として発せられているように感じてしまう。
その時、私たちは言葉の意味よりむしろ彼の声に聞き入っている。
その音色、高低の滑らかで効果的な変化。
アクセントと共に自然に生まれる仕草、表情。
意味よりもっと雄弁な、言外の表現=サインによって感情がダイレクトに揺さぶられインプットされ、脳内で剥き出しの感情そのものに変換され記憶される。
<感動>として。
(でもね、正直言うと個人的にはあまり感心はしないのです。
CHANGEのあの長い台詞以降、『クライマックスにはキムタクに演説させとけ!』
…みたいなお約束が出来上がってるんじゃないかと思って。)
(唯一の例外がロイドかな。黎士からの伝言。
素晴らしいシーンだったけど、一番のクライマックスではなかったから。)
個人的にはむしろ、鍋島次席のお墓で手を合わせる美しい姿に感動した。
顔の中心線と合わせた掌とがすっと一直線に伸び、両方の肘や首の角度も完璧。
亡き人を敬う心がかたちになる。
脚本に「墓の前で手を合わせる二人」と書いてあったから演じました。
…では絶対にできないと思うんだよね。
さて。
第二期の久利生は城西支部の一員として留まった。
彼が異邦人のままなのか、それともこれから新たな関係性を築いていくのか。
分かるのは、すくなくとも5年後くらいで丁度いいと思う(笑)
そうそう。
馬場検事と川尻検事の和解のシーン。
「人生は思い通りにはいかないわね。」
あれって…久利生が麻木にぽつりと語った言葉と対になってた気がするんだよなぁ。
人生は思い通りにはいかない。
男と女もまたしかり、とでも言いたげだった。
凄いね。
Twitterのフォロワーさんとも話したんだけど、最終話に限って言うと第一期を超えたんじゃないかと思う。
振り返ってみて、第二期のHEROは1話から最終の11話まで、たった一つのテーマをバリエーションを変えて何度も何度も描いているような気がするんだよな。
一言で表すなら何だろう?
『誰もが自分の正義を追求する権利と義務がある』
じゃないのかなと、私は思った。
1話から10話まで久利生だけでなく城西支部の人々、そして彼等に関わった人たちは
皆、自分の中の正義を模索し、苦しみながら向き合い、最後はそれを勝ち取った。
検事だからとか事務官だからとか立場の違いも全くない。
そのことは最終話、口を閉ざした元検事・国分の、心を動かしたのが末次さんだったという事実に象徴されている。
「検事としての名誉より、人として全うで有りたかった。」
国分の言葉はまさに、末次さんの発したそれだった。
それを引き取るかたちで、久利生が全員に向かって語りかける。
「正義は一つじゃない。検事は悪人を絶対許さない正義。弁護士は被告人を護る正義そして裁判員には主張を聞いた上で判決を下す正義がある。」
ふと、二話で弁護士と検事とのやり取りを<ゲーム>だと言い切った桜井弁護士の
言葉に、一瞬久利生の顔色が変わったのを思い出す。
最初から最後まで、彼の立ち位置は変わらず、信念には寸分の揺るぎもない。
久利生の行動は、一見融通の利かない愚か者に見えるかもしれない。
<空気を読む>ことが必須とされる時代では尚更、だ。
しかしその<愚かな>男の揺るぎない行動が、体制の歯車と化していた特捜部検事に誇りを取り戻させ、「ジャーナリズムは基本反権力」と嘯くジャーナリストの見解を
180度変えさせた。
いや、それドラマの中だから。
…と正直私も思ってはいますけど。
しかしドラマの中で久利生の語った言葉としてのそれは、不思議な説得力を持つ。
そう、不思議としか言い様がない。
上に引用した台詞なんて、こうして文字にして読むと、何を当たり前を大げさに?
なんて思ったり。
あの長い長い台詞。
だけど久利生の声として耳で聞き・目で見るとグッと心に迫って来る。
彼の言葉は元々は台詞なんだけど、台詞を<憶えた>上で<声にだしている>
ようには思えない。
あたかも久利生公平という人物の心から生まれ、頭の中で組み立てられ、その人自身の言葉として発せられているように感じてしまう。
その時、私たちは言葉の意味よりむしろ彼の声に聞き入っている。
その音色、高低の滑らかで効果的な変化。
アクセントと共に自然に生まれる仕草、表情。
意味よりもっと雄弁な、言外の表現=サインによって感情がダイレクトに揺さぶられインプットされ、脳内で剥き出しの感情そのものに変換され記憶される。
<感動>として。
(でもね、正直言うと個人的にはあまり感心はしないのです。
CHANGEのあの長い台詞以降、『クライマックスにはキムタクに演説させとけ!』
…みたいなお約束が出来上がってるんじゃないかと思って。)
(唯一の例外がロイドかな。黎士からの伝言。
素晴らしいシーンだったけど、一番のクライマックスではなかったから。)
個人的にはむしろ、鍋島次席のお墓で手を合わせる美しい姿に感動した。
顔の中心線と合わせた掌とがすっと一直線に伸び、両方の肘や首の角度も完璧。
亡き人を敬う心がかたちになる。
脚本に「墓の前で手を合わせる二人」と書いてあったから演じました。
…では絶対にできないと思うんだよね。
さて。
第二期の久利生は城西支部の一員として留まった。
彼が異邦人のままなのか、それともこれから新たな関係性を築いていくのか。
分かるのは、すくなくとも5年後くらいで丁度いいと思う(笑)
そうそう。
馬場検事と川尻検事の和解のシーン。
「人生は思い通りにはいかないわね。」
あれって…久利生が麻木にぽつりと語った言葉と対になってた気がするんだよなぁ。
人生は思い通りにはいかない。
男と女もまたしかり、とでも言いたげだった。
昨年11月末に母が、今年5月に父が逝き、夫婦仲良く初盆であります。
生きてる間、子供の目から見て仲良い夫婦とは思えなかったのだけど…。
いろんな人たちが入れ替わり立ち代わりやって来て少しだけ昔話をしていく。
自分の目からは父親、母親としての姿しか見えてなかったのだなあ。
そして父親の遺した、若い頃の大量の日記、手紙。
本人も忘れてたんだろうけど、ロマンチストでけっこう繊細な心情が綴られていた。
人はいつか死ぬ。
そのとき、何十年分かの時間の記憶もこの世から消え去る。
しかし誰かがその人を記憶する限り、またはその人の思考の痕跡が残っている限り、
時間の一部分は生き続ける。
生きてる間、子供の目から見て仲良い夫婦とは思えなかったのだけど…。
いろんな人たちが入れ替わり立ち代わりやって来て少しだけ昔話をしていく。
自分の目からは父親、母親としての姿しか見えてなかったのだなあ。
そして父親の遺した、若い頃の大量の日記、手紙。
本人も忘れてたんだろうけど、ロマンチストでけっこう繊細な心情が綴られていた。
人はいつか死ぬ。
そのとき、何十年分かの時間の記憶もこの世から消え去る。
しかし誰かがその人を記憶する限り、またはその人の思考の痕跡が残っている限り、
時間の一部分は生き続ける。
梅雨明けした東京ですが早速暑いです…。
でも朝晩熱帯夜じゃなきゃそんなに苦痛じゃない。
夏はちゃんと暑い方がいいです。
夏の空の高さが好き。真っ白い入道雲がもくもくっと湧いてくる感じとか大好き。
さて。
連日深夜の27時間TV関連番組ですが、昨夜は「あと4日!」の文字がドドーンと。
ポスター撮影の裏側をやってました。
もちろんスキンヘッドのTELEVIMANのポスターですよ。
写真家は繰上和美氏。
スタイリッシュで独特の美意識を感じる人物の写真を撮られる方です。
この方の撮る人物像はしなやかで繊細で、強靭。
キムラのエアークッションのポスターは有名ですよね。上半身裸のやつ。
当時ポスターが盗まれたりものすごい騒ぎだったのを憶えてます。
あのキムラはほんと…野生と洗練の極み。
しなやかに引き締まった肉体と両性具有的な顔。飼いならされない獣。
ナチュラル度120%の美しき野生児って感じ。
あ。いかん。脱線w
昨日の撮影の裏側。
90分かけて仕上げたスキンヘッドの特殊メイク。
煙草をふかすキムラ。傍らの繰上氏。
繰「かっこいいね。」
木「(スキンヘッドだけど)大丈夫?」
繰「すごくいい!」
そのあと「大好きな方なので、助かりました。」とキムラ。
写真家とモデル。
良い作品を撮るためのコミュニケーションは不可欠。
最高の一瞬を引き出す。
さり気ないやり取りですが、あの感じはなかなか出せないと思う。
モデルと写真家のやり取りをフォトセッションと言いますが、まさにそれ。
演出家と役者に近い感じだよなぁこの二人は。
だから「助かりました。」なの…か?
でも朝晩熱帯夜じゃなきゃそんなに苦痛じゃない。
夏はちゃんと暑い方がいいです。
夏の空の高さが好き。真っ白い入道雲がもくもくっと湧いてくる感じとか大好き。
さて。
連日深夜の27時間TV関連番組ですが、昨夜は「あと4日!」の文字がドドーンと。
ポスター撮影の裏側をやってました。
もちろんスキンヘッドのTELEVIMANのポスターですよ。
写真家は繰上和美氏。
スタイリッシュで独特の美意識を感じる人物の写真を撮られる方です。
この方の撮る人物像はしなやかで繊細で、強靭。
キムラのエアークッションのポスターは有名ですよね。上半身裸のやつ。
当時ポスターが盗まれたりものすごい騒ぎだったのを憶えてます。
あのキムラはほんと…野生と洗練の極み。
しなやかに引き締まった肉体と両性具有的な顔。飼いならされない獣。
ナチュラル度120%の美しき野生児って感じ。
あ。いかん。脱線w
昨日の撮影の裏側。
90分かけて仕上げたスキンヘッドの特殊メイク。
煙草をふかすキムラ。傍らの繰上氏。
繰「かっこいいね。」
木「(スキンヘッドだけど)大丈夫?」
繰「すごくいい!」
そのあと「大好きな方なので、助かりました。」とキムラ。
写真家とモデル。
良い作品を撮るためのコミュニケーションは不可欠。
最高の一瞬を引き出す。
さり気ないやり取りですが、あの感じはなかなか出せないと思う。
モデルと写真家のやり取りをフォトセッションと言いますが、まさにそれ。
演出家と役者に近い感じだよなぁこの二人は。
だから「助かりました。」なの…か?
科学博物館とtenQとパセラと南極北極館。
2014年7月21日 日常フォロワーさんが東京へ遊びに来たので昨日今日といろんなとこを回りました。
個人的に一番テンション上がったのは科学博物館の古代カンブリア紀生物コーナー。
何故にあんな奇妙な形質のものばかり生まれたのでしょうか。
もし遺伝子操作で現代に蘇らせることができたとしたら、見てみたい。
できることならベランダのビオトープで飼育してみたいと思ったのでした。(ムリ)
http://hrbook.blog94.fc2.com/blog-entry-35.html
*カンブリア紀の生物たち。
*蟲とか深海生物とか苦手な方は見ないほうがいいかもです。
7月5日に開館したばかりのtenQ
東京の水道橋に突如開いた宇宙の覗き穴というコンセプトらしいです。
ほんっとに映像が凝っていて綺麗でした。JAXAが協力してるんだ。
どちらかというと、ファミリー&カップル向けの内容ですかね。
あんまりマニア臭はしません。(どんなマニアだw)
映像に見とれつつ、「私ならここはこーやるなー。」とついつい思ってしまったのが
ヲタク的にはちょっと物足りないかもしれません。
でも素直に綺麗で楽しめる。夏休みちょっと見に行くのにお勧めです。
夜だけ40代の友達が合流しましたが、他三人は20代。いや〜…面白かったっす。
20代女子が東京に来るというと洋服屋さんとか洒落乙なお店を所望するかと思いきや何故か上記のようなラインナップに。
某嬢が「修学旅行みたいだ」と。言い得て妙であります。
というか、夏休み初っ端とあってどっちも子供たちがたくさん。
特に科学博物館はちっちゃいおこちゃまに2、3回凸されました(笑)
もちろん恐竜のコーナーで。
子供って恐竜好きだよね。
恐竜でテンションあがっていた某嬢はきっとイノセント←
そしてせっかく今日、南極北極館に行ったのに休館ですいません。
よく調べておかなかった私の痛恨のミス。
でも、南極前のぴったんこでキムラと安住んが戯れていた場所は見れたから許してw
今晩はHERO、第二話。
楽しみっす♪
日記の設定を『誰でもコメント可』に戻した途端、また妙な英語のコメントが。
削除したんですけど、また書き込みあるかもです。
ちょっと調べてみたんですが、コメント欄に違う名前(何人か不明)で書き込みされているにも関わらず、同じユーザー、同じiPhoneからなんですよね。
何者かが面白がって書き込んでいるようですが、何故に英語www
他の日記ユーザーのとこでも同様の書き込みをみたことがあるんで、よほど暇な人が居るんだろうな。
特定ユーザーのコメント拒否機能とかあればいいんですが…D.N.じゃムリかな。
個人的に一番テンション上がったのは科学博物館の古代カンブリア紀生物コーナー。
何故にあんな奇妙な形質のものばかり生まれたのでしょうか。
もし遺伝子操作で現代に蘇らせることができたとしたら、見てみたい。
できることならベランダのビオトープで飼育してみたいと思ったのでした。(ムリ)
http://hrbook.blog94.fc2.com/blog-entry-35.html
*カンブリア紀の生物たち。
*蟲とか深海生物とか苦手な方は見ないほうがいいかもです。
7月5日に開館したばかりのtenQ
東京の水道橋に突如開いた宇宙の覗き穴というコンセプトらしいです。
ほんっとに映像が凝っていて綺麗でした。JAXAが協力してるんだ。
どちらかというと、ファミリー&カップル向けの内容ですかね。
あんまりマニア臭はしません。(どんなマニアだw)
映像に見とれつつ、「私ならここはこーやるなー。」とついつい思ってしまったのが
ヲタク的にはちょっと物足りないかもしれません。
でも素直に綺麗で楽しめる。夏休みちょっと見に行くのにお勧めです。
夜だけ40代の友達が合流しましたが、他三人は20代。いや〜…面白かったっす。
20代女子が東京に来るというと洋服屋さんとか洒落乙なお店を所望するかと思いきや何故か上記のようなラインナップに。
某嬢が「修学旅行みたいだ」と。言い得て妙であります。
というか、夏休み初っ端とあってどっちも子供たちがたくさん。
特に科学博物館はちっちゃいおこちゃまに2、3回凸されました(笑)
もちろん恐竜のコーナーで。
子供って恐竜好きだよね。
恐竜でテンションあがっていた某嬢はきっとイノセント←
そしてせっかく今日、南極北極館に行ったのに休館ですいません。
よく調べておかなかった私の痛恨のミス。
でも、南極前のぴったんこでキムラと安住んが戯れていた場所は見れたから許してw
今晩はHERO、第二話。
楽しみっす♪
日記の設定を『誰でもコメント可』に戻した途端、また妙な英語のコメントが。
削除したんですけど、また書き込みあるかもです。
ちょっと調べてみたんですが、コメント欄に違う名前(何人か不明)で書き込みされているにも関わらず、同じユーザー、同じiPhoneからなんですよね。
何者かが面白がって書き込んでいるようですが、何故に英語www
他の日記ユーザーのとこでも同様の書き込みをみたことがあるんで、よほど暇な人が居るんだろうな。
特定ユーザーのコメント拒否機能とかあればいいんですが…D.N.じゃムリかな。
スキンヘッド(=坊主)
2014年7月17日 日常通勤電車内で毎朝Twitterチェックするんですけど、「ハゲスマ」って流れてきた。
なんのことやら?
MAYUKO様に教えてもらって把握。
たぬきん師匠に画像をメールしてもらい、お。やるな!と。
で、某所で動画確認。
動画の撮影は中島哲也監督。
ポスターは繰上和美。
中島監督といえばガッチャマン。
CMは凄い完成度だったけど、ファンだけでなく一般からも声があったけど、
映画化はならず。
時を経て全員坊主で帰ってきたかw
久々にsまpが面白いことを仕掛けているなぁ。
ここ暫くのダサダサ・馴れ合い路線ですっかり気持ちも離れてしまったけど。
心機一転。
攻めの姿勢に転じてみる、ってのはどうでしょう。
スキンヘッドのキムラ、カッコいいなー。
あのファッションといい相当危険な匂いがする。
スキンヘッドで真っ黒な衣装というと、吸血鬼ノスフェラトゥを思い出す。
全うな人、まっすぐで誰もが憧れる久利生みたいな役もいいんだけど、常人の理解を
超えたどうしようもなく悪い人間とか、不気味な男とか、やってみてほしいなぁ。
「きみの武器は?」
「怖い?」
ええ声やーーーーーーーーーーー!!!
なんのことやら?
MAYUKO様に教えてもらって把握。
たぬきん師匠に画像をメールしてもらい、お。やるな!と。
で、某所で動画確認。
動画の撮影は中島哲也監督。
ポスターは繰上和美。
中島監督といえばガッチャマン。
CMは凄い完成度だったけど、ファンだけでなく一般からも声があったけど、
映画化はならず。
時を経て全員坊主で帰ってきたかw
久々にsまpが面白いことを仕掛けているなぁ。
ここ暫くのダサダサ・馴れ合い路線ですっかり気持ちも離れてしまったけど。
心機一転。
攻めの姿勢に転じてみる、ってのはどうでしょう。
スキンヘッドのキムラ、カッコいいなー。
あのファッションといい相当危険な匂いがする。
スキンヘッドで真っ黒な衣装というと、吸血鬼ノスフェラトゥを思い出す。
全うな人、まっすぐで誰もが憧れる久利生みたいな役もいいんだけど、常人の理解を
超えたどうしようもなく悪い人間とか、不気味な男とか、やってみてほしいなぁ。
「きみの武器は?」
「怖い?」
ええ声やーーーーーーーーーーー!!!
実家から持ちかえった月下美人。
土に挿した葉の根元からにゅっとのびたシュート。
他の葉っぱも、脇から小さい芽を幾つも生えてきたり、
葉っぱの先に団扇みたいなまあるい葉っぱを生やしたり、
不思議なバリエーション。
多肉植物って宇宙からやってきたんじゃないかと時々思う。
うちには他にミッキーマウスみたいな楕円形のサボテンと
臥牛という多肉植物が居る。
こいつらは薔薇やジャスミンみたいに良い香りの花を
咲かせるわけじゃないし、地味だし、どこかヘンだけど、
じーっと見てると、あっ、あっちからも私を見てるな!と
感じることがある。
人間に関心を持っているに違いない(笑)
一昨日の朝、出勤前外階段で立派なカブトムシを見つけた。
え?もう?
と思ったけど、7月なんだよね。
来週はもうHERO放映されるんだよなぁ。
でもロイド放映前のようなワクワク(ドキドキ)感は無い。
大体予想つくから、ある意味安心、といいますか。
安全パイとは思わないけれど、せっかくなら…まぁやめときますw
CMのつくりもだけど、13年前のHERO視聴者世代にターゲット絞ってる感じがする。
既視感有り過ぎなのがちょっと残念。
せっかくだから「あれ?なにこのドラマ?」って思わせる仕掛けもほしかったかな。
そうそう、ウラTVガイドのURLが流れてきた。
http://kikaku.tvguide.or.jp/uratvg/cover/index.html
キムラと初めてセッションしたカメラマンさんは皆さん興奮するようだ。
昔、Oggiであの上田義彦氏が初セッションで、「彼は凄い。全く媚びがないね。」と興奮気味に語って、いつもより多めにシャッターを切ったというエピソードがある。
写真の深度に拘り、無駄にシャッターを切らない方らしいので、それだけ印象が
強烈だったということだろう。
今回のTVガイド、チェックしてみようかな。
土に挿した葉の根元からにゅっとのびたシュート。
他の葉っぱも、脇から小さい芽を幾つも生えてきたり、
葉っぱの先に団扇みたいなまあるい葉っぱを生やしたり、
不思議なバリエーション。
多肉植物って宇宙からやってきたんじゃないかと時々思う。
うちには他にミッキーマウスみたいな楕円形のサボテンと
臥牛という多肉植物が居る。
こいつらは薔薇やジャスミンみたいに良い香りの花を
咲かせるわけじゃないし、地味だし、どこかヘンだけど、
じーっと見てると、あっ、あっちからも私を見てるな!と
感じることがある。
人間に関心を持っているに違いない(笑)
一昨日の朝、出勤前外階段で立派なカブトムシを見つけた。
え?もう?
と思ったけど、7月なんだよね。
来週はもうHERO放映されるんだよなぁ。
でもロイド放映前のようなワクワク(ドキドキ)感は無い。
大体予想つくから、ある意味安心、といいますか。
安全パイとは思わないけれど、せっかくなら…まぁやめときますw
CMのつくりもだけど、13年前のHERO視聴者世代にターゲット絞ってる感じがする。
既視感有り過ぎなのがちょっと残念。
せっかくだから「あれ?なにこのドラマ?」って思わせる仕掛けもほしかったかな。
そうそう、ウラTVガイドのURLが流れてきた。
http://kikaku.tvguide.or.jp/uratvg/cover/index.html
キムラと初めてセッションしたカメラマンさんは皆さん興奮するようだ。
昔、Oggiであの上田義彦氏が初セッションで、「彼は凄い。全く媚びがないね。」と興奮気味に語って、いつもより多めにシャッターを切ったというエピソードがある。
写真の深度に拘り、無駄にシャッターを切らない方らしいので、それだけ印象が
強烈だったということだろう。
今回のTVガイド、チェックしてみようかな。
小芝居とは(追記しました)
2014年7月6日 日常http://www.moon-light.ne.jp/termi-nology/meaning/koshibai.htm
一般的に使われている<小芝居>ですが、元々の意味は全く違うんだなぁ。
舞台でお芝居をする。
一期一会。
ドラマや映画とはお芝居の組み立て方や手間の部分も全く別だろうと素人の私でも
容易に想像がつく。
キムラがチャレンジしてみたい!と気持ちを募らせていたとしても無理はない。
「お客さんの反応をダイレクトに全身で感じられる。」
彼がコンサートが好きなのも、だからに違いない。
彼ならどんな姿を魅せてくれるだろうか?
『向いてないから・やりたくないからやらない』訳じゃない。
って言いたかったのか、な。
その言葉のウラにある気持ちを想像し、ため息もでるけど、希望もちょっと見えた。
一般的に使われている<小芝居>ですが、元々の意味は全く違うんだなぁ。
舞台でお芝居をする。
一期一会。
ドラマや映画とはお芝居の組み立て方や手間の部分も全く別だろうと素人の私でも
容易に想像がつく。
キムラがチャレンジしてみたい!と気持ちを募らせていたとしても無理はない。
「お客さんの反応をダイレクトに全身で感じられる。」
彼がコンサートが好きなのも、だからに違いない。
彼ならどんな姿を魅せてくれるだろうか?
『向いてないから・やりたくないからやらない』訳じゃない。
って言いたかったのか、な。
その言葉のウラにある気持ちを想像し、ため息もでるけど、希望もちょっと見えた。
本日6/22最終日にようやくバルテュスと対面できました。
先々週NHKで関連番組を放映してましたし、最終日なので覚悟を決めて。
朝一番の入館を目指してお休みなのに早起き。
大雨も幸いしたのか思った程の混雑はなくゆっくり見れました。
代表作『夢みるテレーズ』
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20140414004294.html
白いブラウスと赤いスカートを身につけ目を閉じた少女の横顔。
セピア色の薄暗い部屋、選び抜かれた静物。
しんと静まり返った情景の中の、未成熟な少女の肉体。
ぼうっと浮かびあがるようなピンク色の肌・閉じた瞼。
一目見たら忘れられないドラマティックな構図。
その絵の前に立つ。
想像以上に大きい。
少女の横顔は見えない窓から入ってくる新鮮な空気の匂いを嗅ぎ、
目を閉じたまま肌に反射する柔らかい光を感じている。
頭の上に載せられた腕。
スカートの中まで覗けるよう意図的に台の上に載せられた左足。
エロティック。けれども、挑発的ではない。
不思議だなと思う。
セクシュアルなテーマを画家が描く時、そこには何かしらの意図が透けて見える、と思っていたから。
この絵はエロティックだけどスキャンダラスではない。
バルテュスが描いた美しい少女たち。
時には胸をはだけ、全裸でポーズをとる彼女たちはしかし、見る者を誘惑はしない。
目を閉じていたり、鏡を覗き込んでいたり、あるいは遠くを見つめていたり。
自分と自分を見つめる画家の視線の中だけで完結し・充足した世界。
美しい対象を見つめ、周到な舞台装置と演出とで思うままに描く静止したドラマ。
『自分は芸術家ではない、職人である。』
芸術家にとって作品が手段なら、職人にとってはそれ自体が目的である。
少女のエロティシズムは画家の意図を表現するためのものではない。
キャンバスに映しとられた美意識そのもの。
バルテュスは生前の勝新太郎と交流があったり篠山紀信にポートレイトを撮らせたりかなりの日本贔屓で、奥様も日本人。
節子夫人。
彼女の永遠の少女のような可愛らしさのある美しさがバルテュスの心を捉えたのは
必然だったのでしょうね。
先々週NHKで関連番組を放映してましたし、最終日なので覚悟を決めて。
朝一番の入館を目指してお休みなのに早起き。
大雨も幸いしたのか思った程の混雑はなくゆっくり見れました。
代表作『夢みるテレーズ』
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20140414004294.html
白いブラウスと赤いスカートを身につけ目を閉じた少女の横顔。
セピア色の薄暗い部屋、選び抜かれた静物。
しんと静まり返った情景の中の、未成熟な少女の肉体。
ぼうっと浮かびあがるようなピンク色の肌・閉じた瞼。
一目見たら忘れられないドラマティックな構図。
その絵の前に立つ。
想像以上に大きい。
少女の横顔は見えない窓から入ってくる新鮮な空気の匂いを嗅ぎ、
目を閉じたまま肌に反射する柔らかい光を感じている。
頭の上に載せられた腕。
スカートの中まで覗けるよう意図的に台の上に載せられた左足。
エロティック。けれども、挑発的ではない。
不思議だなと思う。
セクシュアルなテーマを画家が描く時、そこには何かしらの意図が透けて見える、と思っていたから。
この絵はエロティックだけどスキャンダラスではない。
バルテュスが描いた美しい少女たち。
時には胸をはだけ、全裸でポーズをとる彼女たちはしかし、見る者を誘惑はしない。
目を閉じていたり、鏡を覗き込んでいたり、あるいは遠くを見つめていたり。
自分と自分を見つめる画家の視線の中だけで完結し・充足した世界。
美しい対象を見つめ、周到な舞台装置と演出とで思うままに描く静止したドラマ。
『自分は芸術家ではない、職人である。』
芸術家にとって作品が手段なら、職人にとってはそれ自体が目的である。
少女のエロティシズムは画家の意図を表現するためのものではない。
キャンバスに映しとられた美意識そのもの。
バルテュスは生前の勝新太郎と交流があったり篠山紀信にポートレイトを撮らせたりかなりの日本贔屓で、奥様も日本人。
節子夫人。
彼女の永遠の少女のような可愛らしさのある美しさがバルテュスの心を捉えたのは
必然だったのでしょうね。
安堂ロイド、おめっ!!!!
2014年6月18日 日常http://www.narinari.com/Nd/20140626449.html
6/23付オリコンランキングでBDが総合7位、DVDが総合14位。
共にドラマBD&DVDでは首位。
嬉しい、ほんと嬉しい。
どちらも2万円強のお値段に関わらず売れている。
特典映像や小冊子、第4話のディレクターズ・カット。
どれも素晴らしくかつ、どっちかというとマニアックな作りであります。
が、それがいい。
熱いファンにしっかりアピールする商品になっているから。
安堂ロイドをハマって見ていた人々は、植田Pはじめスタッフが期待はずれなもん作るはずないと確信してたから、躊躇無く購入したんだと思う。
だってロイド本編があのぶっ飛び方と気合いの入り方だったもの。
その熱が形になって現れたのが嬉しい。
映画化・続編への追い風になるね、きっと。
6/23付オリコンランキングでBDが総合7位、DVDが総合14位。
共にドラマBD&DVDでは首位。
嬉しい、ほんと嬉しい。
どちらも2万円強のお値段に関わらず売れている。
特典映像や小冊子、第4話のディレクターズ・カット。
どれも素晴らしくかつ、どっちかというとマニアックな作りであります。
が、それがいい。
熱いファンにしっかりアピールする商品になっているから。
安堂ロイドをハマって見ていた人々は、植田Pはじめスタッフが期待はずれなもん作るはずないと確信してたから、躊躇無く購入したんだと思う。
だってロイド本編があのぶっ飛び方と気合いの入り方だったもの。
その熱が形になって現れたのが嬉しい。
映画化・続編への追い風になるね、きっと。
好きなタイプの男の人。
2014年5月14日 日常…ってやっぱあるんだなぁ。
とすますまをざっと見ながら思ったのであった。
いろんなキムラが居て、みんなカッコよかったりキレイだったりセクシーだったり
色っぽかったり(セクシーと色っぽいはちょっと違うw語感というか)
で。
やっぱ自分が好きなのは今週で言うと<オドロキ隊>のキムラなんすよ。
歌のかっけーグラサンのお兄さんもビストロのキッチリsまpのキムラタクヤも
それぞれいいんですけどね。
もう一人。
今週TVで見かけたとっても魅力的な男性が。
それは大川端探偵社の所長さん!
いや〜。素敵過ぎるでしょう。
人情に厚く、本当に困っている依頼人を無下にはできないタイプ。
一見、飄々としてるけどやることはキッチリ。
そのさじ加減がね〜…オトナって感じっす(いや、年齢的には当然大人ですが)
更になんだろう、あの色気。
声とかちょっとした仕草が。一見ご隠居っぽいが、枯れ果てては居ない(笑)
今回のラストでは小汚い横町の飲み屋のテーブルで村木探偵と飲んでるんだけど、
なんとも粋な着物姿ですよ。素敵過ぎます。
あ〜…一緒にお酒飲んでみたいわぁ…(妄想中)
このドラマの役者さんはとびっきり魅力的。
みんなが居るべきところにぴたっとはまっている。
カメラに映ってない日常をも、容易に想像できる。
お芝居がお芝居と感じられず、人物がしっかり息づいている。
それって最高だと思うんですよね。
追記)
TLでちょろっと話題になってた椎名林檎。
彼女の曲、いいと思うんですよねー…キムラに歌って・演じて欲しい。
もちろん『真夏の脱獄者』。
で、個人的には『歌舞伎町の女王』とかやってほしい(昔の曲ですが)
https://www.youtube.com/watch?v=krCk3EcsaxE
『罪と罰』もいいなぁ〜…。
https://www.youtube.com/watch?v=dSXvVmwJxh4
♪あたしの名前をちゃんと呼んで 身体を触って 必要なのはこれだけ 認めて
ここのとこどんな風に表現するかしらとか考えるともう、ね。
とすますまをざっと見ながら思ったのであった。
いろんなキムラが居て、みんなカッコよかったりキレイだったりセクシーだったり
色っぽかったり(セクシーと色っぽいはちょっと違うw語感というか)
で。
やっぱ自分が好きなのは今週で言うと<オドロキ隊>のキムラなんすよ。
歌のかっけーグラサンのお兄さんもビストロのキッチリsまpのキムラタクヤも
それぞれいいんですけどね。
もう一人。
今週TVで見かけたとっても魅力的な男性が。
それは大川端探偵社の所長さん!
いや〜。素敵過ぎるでしょう。
人情に厚く、本当に困っている依頼人を無下にはできないタイプ。
一見、飄々としてるけどやることはキッチリ。
そのさじ加減がね〜…オトナって感じっす(いや、年齢的には当然大人ですが)
更になんだろう、あの色気。
声とかちょっとした仕草が。一見ご隠居っぽいが、枯れ果てては居ない(笑)
今回のラストでは小汚い横町の飲み屋のテーブルで村木探偵と飲んでるんだけど、
なんとも粋な着物姿ですよ。素敵過ぎます。
あ〜…一緒にお酒飲んでみたいわぁ…(妄想中)
このドラマの役者さんはとびっきり魅力的。
みんなが居るべきところにぴたっとはまっている。
カメラに映ってない日常をも、容易に想像できる。
お芝居がお芝居と感じられず、人物がしっかり息づいている。
それって最高だと思うんですよね。
追記)
TLでちょろっと話題になってた椎名林檎。
彼女の曲、いいと思うんですよねー…キムラに歌って・演じて欲しい。
もちろん『真夏の脱獄者』。
で、個人的には『歌舞伎町の女王』とかやってほしい(昔の曲ですが)
https://www.youtube.com/watch?v=krCk3EcsaxE
『罪と罰』もいいなぁ〜…。
https://www.youtube.com/watch?v=dSXvVmwJxh4
♪あたしの名前をちゃんと呼んで 身体を触って 必要なのはこれだけ 認めて
ここのとこどんな風に表現するかしらとか考えるともう、ね。
春らしい春の日が少なくなったなぁと思うここ数年。
寒いと暑いを繰り返しながら、気づいたら初夏…
いつからだろう?
それでも薔薇は咲き空は青く澄みきって太陽は輝く。
薔薇の季節ですね〜。
近所のバラ園にもそろそろ満開の花が。
写真のアプリコット色の花はウィリアム・モーリス。
英国の有名な画家・詩人の名前を戴いた花。
植物をモチーフに描いたアールヌーボー調のデザインは、
日本でもテキスタイルやステイショナリーに使われているので
その名前をご存知の方も多いでしょう。
イングリッシュローズらしいカップ咲き。
しっかりフルーティに香ります。
葉が明るめの緑で、花と調和して美しい。
今日はお弁当を作って自転車で多摩川河川敷へ出かけました。
去年も同じ頃の時期に同じところへ行って、
ニセアカシアの写真をUPしました。
白くて藤のように垂れ下がる花は、藤より少し青みのある蜜の匂いを放つ。
マルハナバチがぶぅんと羽音を立てながらホバーリングし、蜜を集めていました。
空は明るい水色。
今日は少し風があり、強く吹くたび頭上に生い茂ったニセアカシアの樹々が
ざぁーーーっと音を立てる。
それがまるで寄せて返す波の音に聞こえる。
あとは川の流れる音、鳥の囀り。
ざわざわしているけれど、心の中がしん、と静まり返っていく。
自然の音って何故か落ち着くのは、田舎育ち故でありましょうか。
河川敷の乾き切った砂地にぽつぽつと野ばらが咲いていました。
小さな花。
アプリコット色の優雅なウィリアム・モーリスの遠い親戚に、この小さくて地味な
白い花が居るなんてちょっと信じられない気もします。
誰もこの花のためにわざわざ河川敷になんてやって来ないに違いない。
でも、そんな野ばらに近寄ると、清楚で凛とした心を打つ香り。
寒いと暑いを繰り返しながら、気づいたら初夏…
いつからだろう?
それでも薔薇は咲き空は青く澄みきって太陽は輝く。
薔薇の季節ですね〜。
近所のバラ園にもそろそろ満開の花が。
写真のアプリコット色の花はウィリアム・モーリス。
英国の有名な画家・詩人の名前を戴いた花。
植物をモチーフに描いたアールヌーボー調のデザインは、
日本でもテキスタイルやステイショナリーに使われているので
その名前をご存知の方も多いでしょう。
イングリッシュローズらしいカップ咲き。
しっかりフルーティに香ります。
葉が明るめの緑で、花と調和して美しい。
今日はお弁当を作って自転車で多摩川河川敷へ出かけました。
去年も同じ頃の時期に同じところへ行って、
ニセアカシアの写真をUPしました。
白くて藤のように垂れ下がる花は、藤より少し青みのある蜜の匂いを放つ。
マルハナバチがぶぅんと羽音を立てながらホバーリングし、蜜を集めていました。
空は明るい水色。
今日は少し風があり、強く吹くたび頭上に生い茂ったニセアカシアの樹々が
ざぁーーーっと音を立てる。
それがまるで寄せて返す波の音に聞こえる。
あとは川の流れる音、鳥の囀り。
ざわざわしているけれど、心の中がしん、と静まり返っていく。
自然の音って何故か落ち着くのは、田舎育ち故でありましょうか。
河川敷の乾き切った砂地にぽつぽつと野ばらが咲いていました。
小さな花。
アプリコット色の優雅なウィリアム・モーリスの遠い親戚に、この小さくて地味な
白い花が居るなんてちょっと信じられない気もします。
誰もこの花のためにわざわざ河川敷になんてやって来ないに違いない。
でも、そんな野ばらに近寄ると、清楚で凛とした心を打つ香り。
GW中唯一の遠出が電車で一時間強の埼玉県川越市。
以前から気にはなってたんだけど近いと意外と
行かなかったりするじゃないですか。
今年は連休短いし、4月の半ば過ぎからの風邪が
まだ完治しないので、近場で。
家を早めに出て(っても朝の9時)混む前に
観光スポット回っちゃおうってことで、
本川越駅から徒歩で10分ほどの<時の鐘>へ(写真1)
川越が舞台のドラマには必ずここが出て来るそうで。
(たぬきん情報w)
駅からここへ歩くだけでも凄い人混みだったんですが、
この建物周辺はまるで日曜の竹下通り並み。
(例えが意味不明)
スカイツリー風にアオリで撮ってみた(違)
町並みは時代劇にでも出てきそうな古い作りの家屋と蔵で
全てが煤けた黒っぽい色で統一されています。
江戸時代頃のものかな?と思っていたのですが、
どうやら明治時代に大火事に見舞われほとんどが焼けてしまい、
建て替えられたそうです。
町並みの雰囲気はいいですけど…とにかく人が多い。
と思ったら、訪れた5/4は偶然、お祭りだった模様。
ちゃんと調べとけば良かった。
人混みが苦手な我が家は早々に退散。
息子が写真を撮りたがっていた『マルヒロデパート』の屋上へ(写真2)
デパート自体はごく普通なんですけど、見てください。
今時貴重な、ミニ遊園地つき。
観覧車まであります。今や絶滅寸前、国内ではここだけだという噂。
ベンチに座って5月の眩しい陽射しの中でゆっくりと動く観覧者やミニカートに乗る
親子をじっと眺めていると、とてもノスタルジックな気分に浸れます。
そう、ここには昭和の匂いがある。
<昭和の町並み>をコンセプトに意図的に作り出したアミューズメントもあるけど、
匂いが違う。
川の流れのように過ぎ去る時代の中で、たまたま取り残されてしまったような。
忘れかけられたモノだけが放つ、明るいけど物悲しく、空虚だけど妙に温かい匂い。
マルヒロデパート裏の繁華街から少し外れて住宅地の方向へ歩いていく。
ちょっと分かりにくいですが、ぽつぽつと個性的で小さなお店が点在しています。
その中の一つ<ソコノワ>へ。
日本の個人作家さんや地方でコダワリのモノ作りをしているメーカーの、
洋服やアクセサリー、雑貨などを扱うお店。
そこでadmiという布作家さんのバンダナを買いました(写真3)
http://admi.jp/about.html
日本女性がプリントをデザインし、インドの職人さんに作ってもらってるそうです。
植物やファンタジックな動物の柄をプリントした手触りのよい素朴なインド綿。
くすんだ色合いやナイーブな手作業の跡が感じられて素敵。
絵柄の繊細さや可愛らしさはいかにも日本人。なぜか和柄のような味わいも。
偶然なんですけど、作家の女性は隣りの立川市在住らしい。
隣りの立川で企画された布を、何故か川越で購入したわたし(笑)
このお店でもう一つすごく気になったのがスニーカー。
Shoes Like Potteryという福岡県久留米市のメーカーさん。
http://www.shoeslikepottery.com/products
翻訳すると『陶器みたいなくつ』…不思議なネーミングです。
実はこのスニーカー。今はあまり行われていない昔ながらの手間のかかる製法で
作られているらしいのですが、その工程で陶器みたいに手作業で成形していくので
この名前がついたらしい。
月星シューズ、って知ってますか?
私が子供の頃よく月星の上履きを履いてました。
ここの工場は元は月星シューズの製品を作っていたそうです。
月星シューズのスニーカーは戦後すぐ、アメリカのコンバースの製法を取り入れ
作られていたそう。なので、Shoes Like Potteryのスニーカーはヴィンテージの
コンバースの型を受け継いでいます。
サイトの写真を見て頂くと分かりやすいのですが、靴のノーズ(つま先から脚入れまでのヒモを通す部分)が長くて、全体的にホッソリしています。
私はこのヴィンテージのコンバースのデザインが大好きなんですよね。
(ちなみにネットで探すと大抵プレミアがついているw)
採用しているキャンバスの色も白は少しくすんだ白で、黒は深い墨色のような黒。
しかも靴底がキレイで可愛いライトブルー。
これで7800円は安い!!
と思ったのですが、この日は購入せず(笑)
お店は20〜30代と思しき男性二人と女性一人が接客してくださいましたが、商品の
知識が豊富で、並々ならぬコダワリがあって、とても楽しい時間を過ごしました。
川越って街は歴史ある町並みの観光スポットで遠方からお客を集めながら、ちょっと
ふらりと路地を歩いてみると、若い人たちが夢と情熱を持って立ち上げたお店が
たくさん見つかる。
この感じ…懐かしいなぁ。
そうそう。
少し前の吉祥寺や下北沢がこんな感じでした。
その前は恵比寿や代官山が。
個性的な古着屋さんや雑貨やさんが点在して、ぶらぶら見て歩くのが楽しかった。
今は再開発で大きな資本が入って街の匂いが薄まってしまったけれど…。
場所を変え、そんな空気が生き残ってるんだなぁとちょっと嬉しかったり。
以前から気にはなってたんだけど近いと意外と
行かなかったりするじゃないですか。
今年は連休短いし、4月の半ば過ぎからの風邪が
まだ完治しないので、近場で。
家を早めに出て(っても朝の9時)混む前に
観光スポット回っちゃおうってことで、
本川越駅から徒歩で10分ほどの<時の鐘>へ(写真1)
川越が舞台のドラマには必ずここが出て来るそうで。
(たぬきん情報w)
駅からここへ歩くだけでも凄い人混みだったんですが、
この建物周辺はまるで日曜の竹下通り並み。
(例えが意味不明)
スカイツリー風にアオリで撮ってみた(違)
町並みは時代劇にでも出てきそうな古い作りの家屋と蔵で
全てが煤けた黒っぽい色で統一されています。
江戸時代頃のものかな?と思っていたのですが、
どうやら明治時代に大火事に見舞われほとんどが焼けてしまい、
建て替えられたそうです。
町並みの雰囲気はいいですけど…とにかく人が多い。
と思ったら、訪れた5/4は偶然、お祭りだった模様。
ちゃんと調べとけば良かった。
人混みが苦手な我が家は早々に退散。
息子が写真を撮りたがっていた『マルヒロデパート』の屋上へ(写真2)
デパート自体はごく普通なんですけど、見てください。
今時貴重な、ミニ遊園地つき。
観覧車まであります。今や絶滅寸前、国内ではここだけだという噂。
ベンチに座って5月の眩しい陽射しの中でゆっくりと動く観覧者やミニカートに乗る
親子をじっと眺めていると、とてもノスタルジックな気分に浸れます。
そう、ここには昭和の匂いがある。
<昭和の町並み>をコンセプトに意図的に作り出したアミューズメントもあるけど、
匂いが違う。
川の流れのように過ぎ去る時代の中で、たまたま取り残されてしまったような。
忘れかけられたモノだけが放つ、明るいけど物悲しく、空虚だけど妙に温かい匂い。
マルヒロデパート裏の繁華街から少し外れて住宅地の方向へ歩いていく。
ちょっと分かりにくいですが、ぽつぽつと個性的で小さなお店が点在しています。
その中の一つ<ソコノワ>へ。
日本の個人作家さんや地方でコダワリのモノ作りをしているメーカーの、
洋服やアクセサリー、雑貨などを扱うお店。
そこでadmiという布作家さんのバンダナを買いました(写真3)
http://admi.jp/about.html
日本女性がプリントをデザインし、インドの職人さんに作ってもらってるそうです。
植物やファンタジックな動物の柄をプリントした手触りのよい素朴なインド綿。
くすんだ色合いやナイーブな手作業の跡が感じられて素敵。
絵柄の繊細さや可愛らしさはいかにも日本人。なぜか和柄のような味わいも。
偶然なんですけど、作家の女性は隣りの立川市在住らしい。
隣りの立川で企画された布を、何故か川越で購入したわたし(笑)
このお店でもう一つすごく気になったのがスニーカー。
Shoes Like Potteryという福岡県久留米市のメーカーさん。
http://www.shoeslikepottery.com/products
翻訳すると『陶器みたいなくつ』…不思議なネーミングです。
実はこのスニーカー。今はあまり行われていない昔ながらの手間のかかる製法で
作られているらしいのですが、その工程で陶器みたいに手作業で成形していくので
この名前がついたらしい。
月星シューズ、って知ってますか?
私が子供の頃よく月星の上履きを履いてました。
ここの工場は元は月星シューズの製品を作っていたそうです。
月星シューズのスニーカーは戦後すぐ、アメリカのコンバースの製法を取り入れ
作られていたそう。なので、Shoes Like Potteryのスニーカーはヴィンテージの
コンバースの型を受け継いでいます。
サイトの写真を見て頂くと分かりやすいのですが、靴のノーズ(つま先から脚入れまでのヒモを通す部分)が長くて、全体的にホッソリしています。
私はこのヴィンテージのコンバースのデザインが大好きなんですよね。
(ちなみにネットで探すと大抵プレミアがついているw)
採用しているキャンバスの色も白は少しくすんだ白で、黒は深い墨色のような黒。
しかも靴底がキレイで可愛いライトブルー。
これで7800円は安い!!
と思ったのですが、この日は購入せず(笑)
お店は20〜30代と思しき男性二人と女性一人が接客してくださいましたが、商品の
知識が豊富で、並々ならぬコダワリがあって、とても楽しい時間を過ごしました。
川越って街は歴史ある町並みの観光スポットで遠方からお客を集めながら、ちょっと
ふらりと路地を歩いてみると、若い人たちが夢と情熱を持って立ち上げたお店が
たくさん見つかる。
この感じ…懐かしいなぁ。
そうそう。
少し前の吉祥寺や下北沢がこんな感じでした。
その前は恵比寿や代官山が。
個性的な古着屋さんや雑貨やさんが点在して、ぶらぶら見て歩くのが楽しかった。
今は再開発で大きな資本が入って街の匂いが薄まってしまったけれど…。
場所を変え、そんな空気が生き残ってるんだなぁとちょっと嬉しかったり。
真実は一つしかないのだよw
2014年4月20日 日常USJネタで湧いた金曜土曜でありました。
が、私が見たのはめだまし土曜日とブランチのみ。
うーーーーん。髪の色がちょっと明るくなったか?アップがないので未確認。
しっかし…安倍さんにケネディさん。なんかすごい。肝いりイベントっすねw
ケネディさんとは二度目の共演(笑)ですか。
しょーじき私はあんまりこういうのは好きくない。
政治とエンタメが接近するとロクなことにならない、と思ってるので。
ほら、例のチャイナ絡みがよい例で。
懲りないなー。
誰か近い将来政界進出とか密かに狙ってる人間でも居るのか。
キムラが巻き込まれませんよーにw
早速TwitterでRTされてきた報知の記事。
ナニゲに内容を読んでびっくり。
…これ時系列がおかしくね?
USJコラボ➡五人旅でしょ?
USJコラボがあったから五人旅でわざわざ訪れた訳で。
この記事だと
某氏発案➡五人旅➡USJコラボ
って読めるわけで。
や、誰の発案とかはほんとどうでもいいんす。
しかしですよ?
日本の総理大臣や駐日大使がわざわざ登場するようなキモ入りイベント。
発端はじゃにーずのイチ芸能人とも読み取れかねない書き方はいかがなものか。
普通に考えてすごい金額のお金が動く。
事務所絡みで結構作戦練って立ち上げた企画に違いないじゃないですか。
それを…ねぇ。
イチ芸能人が?ないないwww
この記者、きちんと取材もせずに記事を仕上げたのかしら。
それともライティングスキルが素人以下なのか。
なんとなくファンをナメてんすか?的いい加減さを感じてしまったのであった。
もしかしたら一定の意図にそって事実を改ざんしてんのか?
しかし事実の意図的改ざんってのは、誰か・何かの目的があってこそだし。
そんなミエミエのバカバカしい改ざんで利益を得る人って、一体だれだろうね(笑)
が、私が見たのはめだまし土曜日とブランチのみ。
うーーーーん。髪の色がちょっと明るくなったか?アップがないので未確認。
しっかし…安倍さんにケネディさん。なんかすごい。肝いりイベントっすねw
ケネディさんとは二度目の共演(笑)ですか。
しょーじき私はあんまりこういうのは好きくない。
政治とエンタメが接近するとロクなことにならない、と思ってるので。
ほら、例のチャイナ絡みがよい例で。
懲りないなー。
誰か近い将来政界進出とか密かに狙ってる人間でも居るのか。
キムラが巻き込まれませんよーにw
早速TwitterでRTされてきた報知の記事。
ナニゲに内容を読んでびっくり。
…これ時系列がおかしくね?
USJコラボ➡五人旅でしょ?
USJコラボがあったから五人旅でわざわざ訪れた訳で。
この記事だと
某氏発案➡五人旅➡USJコラボ
って読めるわけで。
や、誰の発案とかはほんとどうでもいいんす。
しかしですよ?
日本の総理大臣や駐日大使がわざわざ登場するようなキモ入りイベント。
発端はじゃにーずのイチ芸能人とも読み取れかねない書き方はいかがなものか。
普通に考えてすごい金額のお金が動く。
事務所絡みで結構作戦練って立ち上げた企画に違いないじゃないですか。
それを…ねぇ。
イチ芸能人が?ないないwww
この記者、きちんと取材もせずに記事を仕上げたのかしら。
それともライティングスキルが素人以下なのか。
なんとなくファンをナメてんすか?的いい加減さを感じてしまったのであった。
もしかしたら一定の意図にそって事実を改ざんしてんのか?
しかし事実の意図的改ざんってのは、誰か・何かの目的があってこそだし。
そんなミエミエのバカバカしい改ざんで利益を得る人って、一体だれだろうね(笑)
冬に逆戻り!?という寒い日があったかと思うと
いきなり初夏になったり。
春らしいうららかな日は数えるほどな気がしますが。
ソメイヨシノもすっかり散り、
欅の木の若葉が一斉に伸びてきました。
目の届く限りの風景が柔らかい緑に染まるこの時期は
一年で一番美しいと思います。
明るい黄緑、銀色がかった白緑、赤茶色の桜の若葉。
青梅方面へドライブに行きました。
山中にはまだソメイヨシノが散り始めで頑張っていました。
薄紅の花と緑の葉が同時に伸びる山桜、華やかな舞姫のようなしだれ桜。
多くの山々が戦後、国の政策によって単調な杉山に変貌させられてしまったけれど、
昔のままの雑木林の姿もそこここに残る。
春の緑の美しいこと。
緑も桜のピンクも全てが鈍い銀色がかった霞に包まれたように柔らか。
ベランダの粉粧楼もちいさな蕾をつけました。
照り葉の美しいブルーバユー、深緑と赤褐色の葉のジュリア。
去年の丁度今頃、突然枯れてしまった薔薇たちですが、今年は無事に花を見れそう。
いきなり初夏になったり。
春らしいうららかな日は数えるほどな気がしますが。
ソメイヨシノもすっかり散り、
欅の木の若葉が一斉に伸びてきました。
目の届く限りの風景が柔らかい緑に染まるこの時期は
一年で一番美しいと思います。
明るい黄緑、銀色がかった白緑、赤茶色の桜の若葉。
青梅方面へドライブに行きました。
山中にはまだソメイヨシノが散り始めで頑張っていました。
薄紅の花と緑の葉が同時に伸びる山桜、華やかな舞姫のようなしだれ桜。
多くの山々が戦後、国の政策によって単調な杉山に変貌させられてしまったけれど、
昔のままの雑木林の姿もそこここに残る。
春の緑の美しいこと。
緑も桜のピンクも全てが鈍い銀色がかった霞に包まれたように柔らか。
ベランダの粉粧楼もちいさな蕾をつけました。
照り葉の美しいブルーバユー、深緑と赤褐色の葉のジュリア。
去年の丁度今頃、突然枯れてしまった薔薇たちですが、今年は無事に花を見れそう。
木村さん。
動物園の飼育員に司法試験関係ないと思うよwww
いろいろ考えてしまいますが。
とりあえずあのショートヘア。私は結構好きですわ。
スマスマの予告画像の指揮者がめちゃかっけーらしい。
見に行こう。
桜は名残のさくら。
さくら、ひとひら。
散るさくら。
満開の染井吉野の絢爛さもよろしいが。
私は散るさくらの儚さと潔さにもっと魅かれる。
ずっとずっと、木の下に佇んでいたくなる。
動物園の飼育員に司法試験関係ないと思うよwww
いろいろ考えてしまいますが。
とりあえずあのショートヘア。私は結構好きですわ。
スマスマの予告画像の指揮者がめちゃかっけーらしい。
見に行こう。
桜は名残のさくら。
さくら、ひとひら。
散るさくら。
満開の染井吉野の絢爛さもよろしいが。
私は散るさくらの儚さと潔さにもっと魅かれる。
ずっとずっと、木の下に佇んでいたくなる。