役者になりたい。

って最初に目にしたのはSBヤマト公開時に目にしたインタビューだった。
すっごいわくわくした。嬉しかった。楽しみだった。

直後の3.11.

彼はGだからこそできること、に奔走してるように見えた。
なりたいこと、を口にすることもなく。

そしてさっきのワッツ。

『いろいろな役に挑戦していきたいので、待っててください』

PCの前でガッツポーズしながら大声で「やった!!」って叫んじゃったよ。

役者になりたい。が、役者になります。 に変わった日。

木村の声はしっかりと力強く前を見据えた人のそれ。
迷いなんかない。
彼の目には自分の未来がしっかりと映っている。

そしてファンの気持ちも、痛いほど感じてるに違いない。
一番聞きたかった言葉を、しっかりと言ってくれた。
嬉しい。
ほんとうにいい男だ。



それにしても。
がっつり見てる番組が「ホンマでっか?」で。
髪の毛(が減る)で苦労したことないとか。
自分に似てるキャラの二番目が<柊二>で全く違うのが<鉄平>
いや〜。
ブラック久ならぬブラック木村全開ですね(笑)
脇の甘い人なんかじゃないですよ、木村は。
スマスマは録画で見てます。
見たいとこだけ見れるので。
アリアナ・グランデとコラボのS.Live素敵でした。
木村さん、脚ーーーーーーーーー!!!!
鏡のように磨かれた床の上を滑るようにステップを踏む足。
ソールのレッドがちらっと映るのも誘惑的。
(ルブタンですねきっと。洒落者の靴。人を選ぶソールが最高に似合ってる)
ほとんど完全に良くなってるんじゃないかなぁ。
複雑なステップはファンへの「大丈夫。」のアピールかも。彼らしい。
アリアナが木村の肩に手をのせるとこの腰の動きがエロかった(笑)
そして笑顔。彼女も笑顔。
笑顔って素敵。歌詞とぴったりシンクロしてた。
ゲストが誰でも彼のスタンスは同じ。
自分もゲストも楽しむ。そして曲のムードをしっかり読み込み・歌い込む。
曲の最初から最後までずっと歌詞を口ずさんでましたよね。
解釈できてるからこそのダンスであり、笑顔だったのだと。

そしてTLがざわついてた『役者になりたい』
この言葉を彼の口から聞いたのは初めてかなぁ。
文章では読みましたけど。
クイズの答えで、ですが(笑)
私には本音がポロリと出てきた瞬間に思えました。
声が良くリズム感抜群。身体能力と高い表現力を持ち、美しい容姿。
歌もダンスも高いレベルを維持できるからこそ、ファンはもっと!もっと!と
どん欲に望んでしまう。
私ももちろん彼の歌やダンスが好き。
でもスマスマをずっと続けてほしいかと言えばNO.
ざっと流し見したビストロでも木村は時折笑顔だったけど、応えたのはゲストだけ。
あれをずっと見ていたいとは思えないなぁ。
よけいなストレスを感じながらTV番組を見たいとは思わない。
その原因が何か?とか関係なくて、純粋に見たいと思えないんですよね。
痛々しくて。

だから私は木村に『役者になってくださいね。』と心から祈らずにはいられない。
無限の住人撮影中、靭帯損傷。一ヶ月の重傷。
あの日、撮影後の京都駅で足を引きずって歩いてる彼を報道記者が容赦なく取り囲み
シャッターを切っていたことを後に知りました。
解散騒動の渦中…それからしばらくは一切怪我のことは報道されませんでした。
が、かなり酷い怪我らしい、というのは噂で伝わってきてました。
のど自慢でも目立たないよう振る舞っていましたけど、心配で。
後遺症は?歩けるの?踊れるの?
何よりお芝居で走ったりジャンプしたり…激しいアクションは大丈夫なの?
今もリハビリ中なんですね。
ワークアウトってさらっと言ってましたけど、そこまで良くなったってことだね。
思い起こせばロイドでも足、負傷してましたし、宮本武蔵もアクション凄かったし、完全に治りきってないうちに次!ってこともちょくちょくあったかもしれない。
今は月に2.3回のスマスマだけですし、この際完璧に身体のメンテナンスをして
万全の体制で次に臨んでいただければと思います。
明日のアリアナはどうなのかなぁ。
まぁ木村のことなのでパフォーマンスで魅せてくれることでしょう。
パフォーマンスと言えば、稲葉さんの『羽』
S.Liveで木村・稲葉で肩寄せ合ってシャウトするとこめっちゃかっこ良かった!!
…ですが、
「木村君の<圧>が凄くて。僕より一回り大きいのにぐっと体重かけてくるから、
思わず足踏んじゃって『ごめんなさい!』って」
…稲葉さん可愛いっすw
あのほっそい木村さんが一回り大きいって、どんだけ華奢なんでしょう。
あの迫力満点の超かっこいい映像からは全く想像もつきませんでした。
木村と稲葉さんっていい並びですよね〜。
Mステ生放送のときもツーショットめっちゃいい感じでしたし。
ちょっと身長差ありますが、バランスいいんですよね。二人並ぶと。
稲葉さんやMIYAVIさんとパフォーマンスするときの木村は、持てるパワーをフルに
解放して歌う・踊る・ハモる。
お互い妥協しない。遠慮しない。
全力でぶつかってこそ、背筋がゾクゾクするような瞬間が生まれる。
表現者としての相性がいいってきっとこういうことなんでしょうね。
手抜きなし・妥協なし。 な人対人。でしか表現できないものは音楽だけじゃない。

そして英会話の話から釜山映画祭の話へ。
ICWRのShitaoの台詞は全編英語だったし、フタッフとのコミュニケーションもほぼ
英語だったよね。
釜山映画祭でジョシュ・ハートネット、イ・ビョンホンと再会した話。
記者会見の質問もぜんぶ英語でちょっと焦ったと。
なのにちょっとお酒が入った状態では気づくとジョシュのマネージャーのおばさんと
英語で相当長く喋っていたそうで(笑)
私も経験あるなぁ。
前の会社で取引先の中国人のお客さんと飲んでたんだけど、途中から意識が飛んでw
コミュニケーションはぜんぶ英語だったんですが、まったく記憶にない…。
なのにめっちゃ喋ってましたよ〜って言われた。
(私のスピーキング能力は日本の平均的中学生レベルですが)
きっと適当に単語つなげてコミュニケーションしてたんだろうな(苦笑)
木村はとっても耳がいいし(モノマネは耳が良くないと難しい)、リズム感いいし、
人好き・コミュニケーション好きなので語学は得意だと思う。
今までよりずっとスマスマの縛りが緩くなったみたいだし、アジアでの知名度を
利用しないテはないのでチャンスがあったらチャレンジしたらいいと思うよ。
…話がそれた。
ジョシュ・ハートネットは『ジョシュ』でビョンホンは『ビョンホンさん』なのね。
NY、夜明け前に知らない街角に置き去りにされたエピソードが忘れられない(笑)
またジョシュと共演できたらいいのになぁ…。
や、これは個人的な強い希望でもあるんですけどね。
ジョシュ大好きなので(個人的に)

トップガンに憧れて買ったMA-1を着て嬉しくて有頂天になってるときに後ろから
叔母さんに声をかけられ振り向いた瞬間の写真を事務所に送られたのがきっかけ。
…だっていう話は何回か聞いたし読んだこともあるけど、叔母さんに感謝!
自分から写真送ってアピールするタイプじゃないからなぁ。
というかあそこに居る男の子たちのほとんどは自分から…じゃないのかもしれない。
今、木村拓哉という人が芸能界にいてずーっと輝いてるのは、叔母さんの撮った一枚がきっかけだと思うと不思議だ。
トップガンのキャラクターの、バスタオルの腰の位置について真剣に語る木村の声を
聞きながらなんだかそんな感慨にふけっていたのだった。
確かにね、27時間TVの時のバスタオルの巻き位置は結構低かったっす(笑)

HEROの第一期では『お松』だったのが二期は『おたか』に変わったのはなぜか?
…心の距離感でしょうね、って。
より近くなったってことなのかな〜。
HERO TVの時のデート企画でも車中で自然に子供の話してる感じがよかったもの。
あのちらっと見える父親感が絶妙でいいんだよなぁ。
しっかし。
トップガンの話からなぜに続編の話へ???
続編できたら当然教官になってますよね、って言ってましたが。
ついついGLを思い出したよ。
もし今、新海の物語があるとしたら機長だもんな〜…。
きっと結婚してるだろうし(決めつけ)
いやでも教官といえばさんタクのブルーインパルスも思い出したり。
初体験ですごいGかかってるし背面飛行もやってるのに着陸した機体から普段通りの
足取りでおりてきたときはさすがにびっくりしたよなぁ〜…。
などなど、ついつい妄想してしまう。

でも個人的には髭ありのビジュアルでハードボイルドなヤクザものとか見たい。
エロティックで背徳的で罪深い男のやつがw
ボスの懐刀兼愛人←
快楽と暴力と血の匂いと硝煙の匂い。
最後は心から惚れた女に刺されて死ぬ。
前にTwitterでMAYUKOさんと妄想を膨らませてたんですよねー…。
スマスマの鼻歌で曲を検索するやつな…あの時のビジュアルが理想的すぎてな…。
天国からおりてきたような綺麗で可愛いすぎて中性的な美声年が、よもやあれほどに
エロさ漂う美中年になるとは。
たまんないっす。
あの美貌。
そしてありとあらゆる感情を味わい尽くした男の深み。
しっかり映像で残さないともったいないです!

木村拓哉の顔文字→( ゚ε゚,,)

はい。
愛用しております。
でも「◯◯っきゅん❤」は使いません。
…なんつーか、馴染まないんですよね。
木村が20代の時でさえキムラか木村でしたので、たっくんとか拓哉もなし。
なんでかな~とちょっと考えてみたんだけど、たぶん心の距離感かもしれない。
きゅん❤も拓哉もたっくんも、「対・アイドル」的というか距離感近い感じ。
もちろん大好きだし、ちょくちょく天然だったりおバカだったりを可愛いなぁ…と
思うし、S.Liveなんかでいかにも!なあざとい可愛さやらカッコ良さやら見せつけられると「くっそー!!分かってやってんな!」と思いつつ萌えます。
しかしそれはあくまでもタレントとして稀に見るほどの<魅せる>才能に、で。
又は役者としてのこれまた類希なる未知数のポテンシャルに、であり。
一定の距離感というか、外側から<見る>スタンスを保ちたいのかもしれない。

さて、( ゚ε゚,,)を見た木村本人の感想が
「漫画のキャラがちょっとブーたれたときの顔」
そうですよね、確かに。
この顔のキモはポテッと厚めのクチビルとほくろ。白目向いててちょっとキモカワ。
私はこの顔文字好きだし、仲間内のお遊びで使うことも多々ある。
ただ、それをわざわざ本人に伝えるってどうなんだろうね?と思ってしまいました。
○○っきゅん♥もだけども、これらって元々は匿名掲示板時代に生まれたんだよね。
そこに出入りする人たち(SMAPのファン)だけに通用する記号だったんです。
つまり本来は『ある限られた集団の中で通用する隠語』なわけで、公の場所で使う
ことを想定してなかったわけで。
ましてや本人に「どう思います?ご自分に似てますか?」「〜っきゅんって呼ばれて
どうですか?」とメッセージ送りつけるとは。ほんっとびっくりです。
どれくらい仰天したかというと、そうねぇ〜…
「木村がモデルの二次創作同人誌を木村本人に送りつける」位には恥ずかしい(笑)
まぁTwitterという誰でも覗ける場所でおおっぴらに使ってるのがまずかったと
いえなくもないですが、やっぱり本人に「どう思います?」ってね〜…。
近所のお兄ちゃんじゃないんだからね〜…(苦笑)
いや〜…アイドルに対するファン(木村ヲタじゃないらしいので)の距離感って、
想像の範疇を超えてるなぁと思いました。

昨夜のわっつはトーク部分がものすごく短くてSMAPの曲が2曲流れました。
一つには、やはり自粛。それと、木村なりのメッセージだったのかなと。
リスナーのお悩み相談=お仕事に引っ掛けたチョイスでもあり、フレーズとしての
「がんばりましょう!」はラジオを聞いている人たち皆へのメッセージ。
もちろん急遽差し替えられたのではありましょう。
しかしそこには木村の考えがあり、やり方があるはず。
今までも何か大きな出来事がおこる度に、逃げずに彼らしいやり方で行動を起こし
言葉や音楽で気持ちを表現してきた人ですから。
ただ、それは周りがお願いしたり訴えたりすることじゃないと思うんですよ。
大声で主張したり集団で運動すれば思い通りになるって単なる勘違いだと思うし。
TwitterのようなSNSには人と人との壁を取っ払い、遠い場所の人とも繋がれる便利で
すばらしいシステムですが、ともすると歯止めが効かなくなってしまう。
やっぱり距離感って必要だと思うんですよね、私は。
最近「つかこうへい正伝」を読みました。
今まで舞台ってほとんど見たことなかったんですけど、すごく見たくなって。
前に友達に貰った「モダンボーイズ」のDVDを見ました。
1994年2月の舞台。NHKで放映されたもののダビングです。

時代は日中戦争前夜の日本。
浅草のレビューの舞台を中心に繰り広げられる笑いあり涙ありの物語。
日本が戦争に突入する直前、嵐の前夜の時代の物語なので、予想してたのより
シリアスなんですけど、陽気なレビューのムードと上手い対比となっていて、物語に
奥深さを添えていたと思います。
木村の役は「共産主義者の帝大生&浅草のレビューのスター」=矢萩雄治
なんのこっちゃ?な設定なのですが、警察に追われて劇場に逃げ込んで身を隠すため衣装を着て舞台に出たら、歌とダンスで一気にスターになっちゃったという(笑)
主演は平田満さん。
舞台の平田さんを拝見するのは初めてですが、ほんっとに素晴らしい。
立ち居振る舞い、台詞の微妙なニュアンスの表現が見事で…上手い役者さんってこう
なんだなぁと感心してしまいました。
(つかこうへい正伝にもたくさん出てきました、平田さん)
さて、木村は当時22歳。
ところどころ台詞が聞き取れなかったり、感情表現のコントロールが難しいのかな?
と思うところはありました。
しかしあの存在感。正直、私の好みからすると青すぎますが(すみません)、
いや〜、やっぱこの人スターの器だな…と思わせる輝きがあるんです。
いきなり劇場に飛び込んできた青年が、いくら歌が得意と言っても突然スターに?
…などという野暮な疑問を一切抱かせない。
とりわけ印象深かったのが矢萩が舞台に立つ喜びを初めて実感した直後のシーン。
カーテンの陰からオスカル様みたいな金髪のカツラでふら〜っと出てくるんですが
その色っぽいこと。
すこし首を傾げて宙に浮いたような足取り、定まらない目線。
禁断の美酒を飲み干した者だけが味わう、麻薬のような陶酔。
エクスタシーの余韻が全身から匂い立つよう。
もう彼は元の共産主義者の帝大生にいは戻れないなと一目でわかる、素晴らしく
雄弁なシーンでした。

そして、やっぱり木村は声がいいなぁ。と再確認。
劇中「マイ・ブルー・ヘブン」を唄うシーン。
情感たっぷりのその声は、まっすぐに青い空へ吸い込まれていくようだった。
そしてダンス。
タップを踏む脚、キレのいいターン、スッと伸ばしたしなやかな腕。
彼が歌い・踊り始めるとまるで魔法のように舞台全体が輝きだす。
スマコンやTVの歌番組で散々見ては絶賛してきたのですから当然と言えばそうですが
…お芝居の中の歌やダンスって違うんですよ。
なんだろうなぁ…。
そうだ。
木村拓哉としてでなく、役(ここでは矢萩雄治)として表現している。
そんな感じなんです。
それがまた絶品でね。
やっぱり役に入ったときの木村拓哉は特別です。
役としてそこに居る。
22歳の彼にこの役を選んだのは大正解。
また楽しそうなんですよね…舞台の上の木村。
何もかもわすれて夢中になってるのが分かるんですよ。
力のある役者さんたちに囲まれて、安心して全力でぶつかってるのが分かる。
むしろ、頑張らないと返って浮いてしまうし、バランスが崩れてしまうし。
「これくらいでいいだろう。」の一切ない現場。
ドラマでも映画でももちろん、今まで見て来た彼はそうでしたが。
ちょっとね、切なくなっちゃいました。
こんなに舞台が好きだったのかー、と。
TVや映画の撮影はワンシーンごとに撮るじゃないですか。
瞬間ごとに架空の世界と現実とを行き来する。
でも舞台は、上演している何時間かは完全に「その世界の人」になれる。
余分なディテールを省いて描きたいことだけを集中して表現できる。
まさに「役を生きる」夢の空間なんだなぁと。

舞台に立って欲しいなぁ。
それこそレビューとかミュージカルとか。
今までは無理だろうなと半ば諦めてたんですけど、何となくこれからはありそうな。
そんな予感がしています。

この二曲が印象的に使われてました。

ラプソディー・イン・ブルー/ガーシュイン
https://www.youtube.com/watch?v=SSKBNiAdlgg

私の青空/歌:榎本健一
https://www.youtube.com/watch?v=AaLNCAArmgo

そうそう。
ワッツでちょっと話題になった「バナナ」
オレのバナナって台詞、ありましたよ(笑)
二度寝防止のタイマー 役立たず また深く 眠る

木村が唄ったソロ曲で一番好きな『HA』の歌詞。
いいなぁ。切なくて…木村らしさが滲み出てる感じで。
ワッツで「予定時間のちょっとだけ遅くアラームをかけたら二度寝しないですむ。」
ってのを聞いて思い出しました。
予定時間に遅刻したくないからわざと遅めにタイマーをセットする。
…その発想は私には無いな。目からウロコ。
発想の転換に感心したし、自分をコントロールする術が身に付いているなと。
反面。
「ここからあそこまでいってやろうって思った後に、“ちょっと待てよ。もし、あそこまで行けなかった場合、俺はきっと……”っていう失敗をした場合の想像をするようになった」
のが最近だという…この二面性が面白いなーと思って。

緻密と大らか。
繊細と大胆。
計算と衝動。

これが木村なんだよね。
グループ内の役割分担のイメージもあってか、単細胞熱血突進型だと思われがち。
ですが、行動や思考を決定付けるのは実は真逆の資質でないかと思ってます。
未知の人やモノに本能的な警戒心を抱くらしいのに、最終的には自らの直感を信じ、
身体ごと飛び込んでいく。
さんタクのスカイダイビングやブルーインパルスのように。
ICWRや無限の住人のオファーを受け入れたときのように。
進むも残るも慎重に考え、直感に従って決めたこと。
いったん決めたら揺るがない。
彼の行動も発言も終始一貫してるんですよね。
だから信じられるし、何より彼の決めた方向性は間違ってないと思える。

それにしても平井堅さんをケンケン呼び(笑)
平井さんのラジオを聞いてみたけど、面白かったなぁ〜…ゲスいの最高w
初体験に尻込みする女の子に「焦らなくていいじゃない。」とアドバイスする木村。
お手入れしとくポイントはどこですか?との質問にヨーロピアン風ナチュラル、
人工芝みたいな四角、流行りの…とギリギリのゲスアドバイスな平井さん。
二人でSPラジオプログラムやってみたらいいと思いますw

それと…そろそろポロリお願いしますよ、木村さん。

最近過去のドラマやさんタクをリピートしまくってます。
それで思うこと。
20代30代の木村は中性的でとっても美しいのだけれども40代の木村が一番魅力的。
不思議なんだよね〜…常に<いま>の彼が一番すき。
彼が年をとることを自然に受け入れてるというか、恐れていないというか、
抗うことなくあるがままの自分で居るのがよく分かるというか。
生き方は顔に出る。
その意味を、深い感慨と共に感じさせてくれる。
こんばんは。
3月の後半から息子の引っ越しでばたばた。
そして先週末から腰痛の再発でPCに長時間向かえなくて更新できてません。

が。

今夜のワッツはなんかもうめちゃくちゃ春。
トム・ソーヤの実写版はまぁアレでしたけれども。
音楽のチョイスといい声の弾み方といい…ワクワクしてしまった♪
あっ、そういえば。
音楽のチョイス、正しくFMラジオでしたね。
木村の好きな曲ばっかりで(笑)よい。
くりりんの頃のワッツを思い出しました。

それにしてもさんまさんへの木村の愛情の深さよ。
若い頃「ゴルフなんて一生やらねー。」と思ってた木村を軽ーい一言でコロっと。
「さんまさんにかかれば、おれ、軽いっすね。」
…木村拓哉にこんなふうに言わせる男はそうそう居ないでしょうね。
外野が五月蝿くしても絆は揺るぎませんな。

木村はね、天使じゃないと思ってる。
感受性ゆたかで人の気持ちや意図を繊細に感じ取る力を持っている。
人一倍傷ついてかさぶただらけになったときもあると思う。
刺さった棘は抜かない、って言ってたこともあったね。
だからこそしなやかで同時に強かでもあり。
絶妙なやり方で意思表示する人だよなー…。
光も影もある。
輝くような存在だけど、闇もその分深いいろをしているかもしれない。
素晴らしく魅力的な、男。


ワッツを続けられてるのは「好きなこと」だから。
仕事ではあるけれど、やだなぁと思ったら絶対やんないですよ。

木村らしいですよね…。
自分の言葉で言いたくなるから続けられてる、とも。
あー、もうね、すっごい好きだなぁこの人!と心底思いました。

続ける、というキーワード、もうひとつ。
復興支援の明日へコンサートでの、サブちゃんの『祭り』のエピソードのあと。

続けられることは続けてもいいのかなと思いますけどね。

自分の意思で、続けられることがあるなら、という…これも木村らしい。
みんなで、とかグループで、とか、そういう形式の話じゃないと思う。
『自分にできること。を、全力でやる。』
逆に言えば、続けられないことを無理して続けるつもりはない。
「やりたくないこと」を続けていくことに意味を見いだせないから、とも受取れる。
リスナーの立場や気持ちでここの解釈もバラバラなようですが…。
解釈といえば毎回、オンエアする曲の解釈を巡って憶測が飛び交ってますね。
歌詞は 詩=うた でもあるから、人それぞれ解釈が違うのも不思議じゃない。
個人的には今回はメッセージソングよりもむしろ、
ビースティ・ボーイズの「Fight for your Right」は、最初のリスナーへのアンサー
「スローガンなんかに振り回されず全力で生きろ!」からのチョイスだろうし。
Olly Mursの「Hope You got what you came for」も就職で悩む女子への応援ソングだと捉えることもできるし。
つい深読みするのも当然だとは思います。
でも1月からの流れを、できるだけフラットな目線で見てみると、既に結論は出て、現実はもっとシンプルにそっちへ向かってる気がしてなりません。

どうあれ、木村は一貫してファンとまっすぐに向き合い、シンプルに・繊細に、
そして誠実にことばを選びながら話してくれた。

「自分が好きで続けている仕事だから、NGだされたとしても、責任は引き受けて
全力で向き合っていく。」
「好きだからこそ、より高い位置を目指せる。」

木村の<好き>にはいろんな意味が込められている。
カメラやマイクの向こうに受け止める人たちが居る…そのことを常に意識してるから妙な保身や歪んだ自己陶酔に陥ることがない。
人を喜ばせることの楽しさを知り・仕事として選んだ幸せ。
自らの天命を知り、逆らわず、全うしようとする。
並の人ならとっくに押し潰されていたかもしれないあれこれを、<好き>を武器に
軽やかに乗り越えようとしている。
笑顔で。
もう…なんて人なんだ…。

そういえば。
先日たまたま開いた「開放区」、vol.29。

自分を作ってるのは自分。
自分が自分の生産者。
だからヘタな生産はしたくない。

…ワッツの<好き>を巡る語りに重なってしまった。
これ24歳の時ですよ。すごいね。
木村はある意味、イチミクロンも変わってない。
より深化し、より大らかに、しなやかになったけれども。

そしてもちろん、この<好き>は『役者の仕事』でもあるんだよね。
ポポロご覧になりましたか?
買っちまいましたよ。
写真のボリュームとしてはそんな枚数ないんですけど、インパクト大。
チェロと男。
パッと見て「ああ。この青年はチェロに尋常じゃない愛情を注いでるんだね。」と
瞬間的にわかってしまう。
そこから彼が恐らく楽器の素晴らしい弾き手であること、そして彼が奏でる音は素晴らしく官能的で耳を傾ける人々を虜にするだろうと連想する。
そして彼は、たぶんもの静かで控えめで、密やかに内なる炎を燃やし続けるタイプ
だということまで感じ取ってしまう。
こんなにイマジネーションをかき立てるのは、演者の力に他なりません。
木村拓哉のグラビアにはストーリーがある。
これを見た人の呟きがとっても的確で。
『チェロが拓哉くんに抱かれたがってるよ』 …まさに。
フェティッシュ。
天賦の才を持つ演奏家はどこかそうであってほしい(笑)
音楽と木村。
スマスマの企画で指揮者に挑戦したのを思い出します。
一度目は武蔵中の真っ黒なロン毛で。
二度目は髪を切ってサントリーホールで。
「楽器」をキーワードに過去と未来が交錯するのも、木村拓哉という人が持つ、
ビジュアルから想起させる力の強烈さを物語る。

そのスマスマですが、先日のビストロSPでつくづく実感してしまいました。
SMAPというグループが変わってしまったことを。
ある時期からガラッと空気の色が違っているんですよね。
各メンバーのインタビューをはさみつつという形式がそのことをより一層強く印象
付けてるなと思いました。
その中でも大きく変わった人、あまり変わっていない人、いますけど。
人それぞれいろんな感想があるだろうなと思います。
私は木村が纏う空気感が今も昔も変わらないなぁと感じました。
いや、違うか。
今のがずっと穏やかで柔らかで、とりわけ今の彼のインタビュー部分はなんとなく
早春の陽射しを思わせるようなほんのりした温かみがありました。
思うところは人それぞれだろうけど、私は今の彼を見てホッとしたのだった。
決して悪い方向に動いてるふうには見えなかったので。

先週のワッツの曲のチョイス。

またもや『およげ!対訳くん』のページのお世話になってしまうのでした(笑)

エミネムの「The monster」
http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2013/11/the-monster-eminem-ft-rihanna.html

James Bayの「Let it Go」
http://oyogetaiyakukun.blogspot.jp/2016/03/let-it-go-james-bay.html

二曲ともメッセージソングすぎてあからさまでちょっと笑ってしまうほどw
これを聞いて木村の精神状態が悪いのでは…とか傷ついて可哀想…と仰る方々を
割とお見かけしたのですが、そうかなぁ。
むしろこの二曲の歌詞から私はこんなメッセージを受け取りました。

「壊れちゃったものをいつまでも嘆いてても仕方ない。」
「人はとにかく全てを手に入れたがるけど、人生そうはいかないさ。」

ダメになったもんは後ろへ置いていこう。
欲しいものは簡単には手に入らないけど、とにかく前を見て歩くだけ。

…実に木村らしいなぁ。
その決意があった上でのスマスマのあの穏やかな表情なんだろうな。

彼はたぶんもう過去に拘ってない。
彼はSMAPとしてデビューして四半世紀精一杯に駆け抜けた。
この先どうなるのかTVのコッチ側の私には分からないけれども。
「信じて、ついて来て。」
その言葉を発した木村拓哉は変わっていないと思うから。
Manhuntのキャスティング、発表されましたね。
ガッカリしてる方も結構いらっしゃるようですが…私はちょっとホッとしてる。
リメイクでウー監督自身も「大作という訳ではない」と仰る作品。
あらすじ読むとちょっと心配になる部分も多かったしね。
ウー監督作品は「男たちの挽歌」「レッドクリフ」くらいしか知らないのですが、
どうせなら<非情の掟に縛られた男たちの物語>をオリジナルで撮る時に是非!
…って思います。
今いちばん見たい木村。
それはMAYUKO様がTwitterで呟いていた作品…「好きな女の手にかかって死ぬ男」
素晴らしい!!心中ものとか見たいっすね!!!
圧倒的なエロス。映像美。濃厚な退廃と深い情念の世界。
性愛でも純愛でもいいのです。
映像で圧倒されて、音楽で戦き、そして木村が演じる昏い情念に焼尽される男の宿命の物語に完膚なきまでに叩きのめされたい。
スマスマの鼻唄コーナーの彼の、圧倒的な美しさ。
全身から零れ落ちるような男の色気は、肉体の確かな存在を感じさせる…。
天から舞い降りた天使のような美青年は、人間の男性として年を重ねてきた。
その圧倒的な存在感の肉体に刻まれた数限りない経験…痛み、喜び、哀しみ。
それらが人間的な深みや底知れなさを醸し出しオーラのように漂う。
…むしろ役者としての幅が広がったな!と確信いたしました。
後は相応しい作品選びです。
どんな作品でもとにかくたくさん出演してほしい、って意見も見ました。
でも私はちょっと違うかなぁ。
木村拓哉という名前はいわば日本の芸能界に於けるプレステージブランドです。
それに映画やドラマを一本撮るたび、みるみるほっそりシャープになっていく姿を
見るにつけ、ああこの人は文字通り身を削るようにして役を生きるのだなと。
全身全霊をかけ生きる役ならそれに相応しいものを選んでほしいですね。

ところで。
木村の出演した映画を振り返ってみて気づいたのですが、個人的に「面白い!」と
思った作品は2046、一分、ハウル、REDLINE、ICWRなのですが、どういう経緯で
出演が決まったのか思い出してみると、
2046とICWR、一分は監督から指名を受けた作品。
ハウルは糸井氏がジブリと木村を結びつけ、REDLINEは石井監督が木村の仕事場に
直接出向いてオファーしたわけで、飯島元マネージャーはほとんど関わってない。
どれも最終的には木村が決めたんだけど、いや〜…攻めてるなぁ、このチョイスw
そして山田監督は映画界の重鎮、カーウァイとトランアンユンはカンヌ受賞歴有。
つまり木村に<攻めてる作品>を依頼するには、相当の肩書きの持ち主か、
または本人に直接アタックするしかなかったのか…。
更に飯島元マネージャーが取締役だったジェイ・ドリームという会社を調べていて
いくつか気づいたことが。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ジェイ・ドリーム
主にSMAPの映像に関する権利・管理・運営を目的とする会社だそうですが、
出演本数からいくと圧倒的に草なぎ・香取の作品が多い。
木村の作品は一分、HERO2本、YAMATOの4本のみ。
ですが、興収を考えると圧倒的に木村の出演作なんですよねぇ…。
いわば稼ぎ頭ですが、一分は別として後の3本はね…作品的には…うん(苦笑)
こういう見方もできるかもしれません。
「木村の出演作は興行的に失敗することが許されなかった」
その結果、「安全パイを選択せざるを得なかった」
…飯島元マネージャーの経営手腕はお見事だったのでしょうけど、彼女にとって
木村(の出演作)がどういう位置づけであったのか見えてくる気がします。

いや〜…。
木村と三池監督を引き合わせたのが飯島元マネージャーとは私には思えないなぁ。
Manhuntは、わかんないですけど。
台湾CMの撮影に同行したのは彼女でしたから。

ということで、木村の次回作はどうなってんのかなぁ。
そろそろ何かいい話が聞こえてきてもいい頃合いですよね。
ワッツで言ってた「京都」…これ、ポロリのはずだけどなぁ。

こないだのワッツ。
個人的に大興奮でした!!!!
どっちも私の大好きなジャンル。
木村と写真/木村と香り。
その関わりのお話とくれば知りたいに決まってます。

写真。
というより写真家と木村拓哉。
いつもの彼らしくふんだんにモノマネを散りばめながら描写する現場の空気感。
篠山氏は押しも押されぬ写真界の巨匠、という位置づけだと思います。
が、UOMOの写真にそんな重々しさは微塵もなく。
軽やかで新鮮で、そしてやっぱり手練だな!と思わせるさり気なさの中の凄味。
あの感じはどこから?と思っていたのですが、木村のモノマネで納得。
ご本人、飄々としたキャラクターなのですね(笑)
イエローを強調し、時には被写体の細かい表情すら飛んでしまう露光の強さは、
撮ってその場で確認できるデジタル撮影だからこその面白さもあるのかな。
一方、若木信吾氏。
何気ないスナップに近い質感のポートレイト。
若木氏というと『%』。
あの「プライベート、二人きりの時間」感は、若木氏の手法によるものが大きかったと思うのですが。
シャッターを切る回数が極端に少ないと聞いて、納得。
何十回もシャッターを切り、納得の一枚!を選びぬくスタイルがあれば、
極力作為を排し、被写体との関係性に鮮度を求めるスタイルもある。
フィルム撮影に拘ってどんな写真が撮れたかは現像するまで分からない、ってのも
作為を排するスタイルに合致するのかもしれません。
…ということで、個人的に非常に好奇心をそそられました。
でね、木村ヲタとして「ああ、やっぱり!」なところは
『ちゃんと向き合ってくださるから、自分もちゃんと向き合いたいと思う』
<ちゃんと向き合わなきゃいけない>ではなく<ちゃんと向き合いたい>
この二つの違いは大きい。
一方は自らの意思で。もう一方は義務だから・仕事だから。
操上さん、篠山さん、上田(義彦)さん、緒形(秀美?)さん、若木さんに、
荒木(経惟)さん。
錚々たる面々。
<ちゃんと向き合って>きた=木村と真剣勝負に望んだ方々。
プロフェッショナルだからこそ恐らく被写体の本気をも鋭く感じ取る。
例えば操上氏。
「女性は光を美しく反射する。男は光を吸収する。
 そういう男にチャーミング、魅力を感じる。」
操上氏が撮ったホーキンスの木村、JRAの木村、そして27時間TVの(坊主の)木村はまさに<光を吸収する>男だった。
そしてOggiで初めて木村を撮ったときの上田氏。
「彼はすごいね。全く媚びがない。」
その後のanan、UOMO。
BOSSのポスターも上田氏の手によるものですが、そこに写し出されたのは、
孤高の美しさを湛えてすっくと立つ男。
ああ。
本気の写真家たちと木村拓哉の対峙をまた見たい。

香り。
香りって記憶と直結しやすい感覚だそうです。
香りを嗅ぐとある日・ある時、その瞬間の場面を鮮やかに呼び覚まされたり。
ずーっと前、SMAPが6人だったころのラジオレポを読んだことがあります。
香水の話で森くんと木村がすごい喋ってたな(笑)
そのとき木村はたしか「ユリの花の香りが好き」って言ってましたね。
かつて「金木犀の香りが好き」とも言ってたし、夏木マリさんがすごく良い匂いで、シャネルのクリスタルのボディクリームだと教えてくれた、って話もあったな。
ふんわりといい匂いがする感じ、が好きなのかもしれない。
モダスマの時だったかな?紹介してたSHIGETAのフレグランスオイル。
https://www.shigeta-shopping.jp/aromatherapy/111-body-mind-spirit-50ml.html
ハーブと樹木と柑橘のナチュラルな香りです。
個人的には、木村は香りに敏感なイメージがあって。
昔ビストロにソムリエの田崎氏がゲストで出演したとき。
田崎氏が持参した白ワインの香りを「すこしだけオイルっぽい」と表現していて、
田崎氏が感嘆していたのを覚えてます。
なかなか出て来ないっすよ、オイルっぽい香りって例えは。
ワッツで話してたように、海外では香りを纏うのは日常的なことのようです。
ネットで検索すると星の数ほど香水があるし、香水専門のブログやBBSもたくさん
ヒットします。
彼の今現在愛用の香りは何だろう?
すこし前はシャネルのブルーだったけど。
Twitterで匂いを嗅いだ人が口を揃えて「すごくいい香り」ってw
もっと具体的に~~~~!!!例えば?どんな感じなんすか????と聞きたい。
できたら嗅いでみたい!
今までで一番具体的だったのはこれ。
「甘い薔薇の香りにタバコがまざったようなセクシーな匂い」
もしそのまんまだとしたら…実に素晴らしいではありませんか!
薔薇の香りを纏う男性なんて、日本人では本当に少数派。
フランスのロジーヌというメゾンが男性用の薔薇の香りを作っていますが…
http://rumors.jp/fs/rumors/les_parfums_de_rosine/g011763
男性は女性より体温高いので、割と甘さが際立つらしいのですけど。
木村にはシャネルのブルーなんてメジャー一直線な香りより、薔薇とタバコと、
シェリー(@リザーブ)の香りとか、ちょっと個性的でたまらなくセクシーな香りを
漂わせていただきたい。
突然ですが、昨夜のスマスマの鼻唄コーナー。
エロ渋セクシーなヒゲ木村の色気に当てられてソファに倒れ込みそうでした。
あの素晴らしく色っぽい男が…もし仮に、ですよ?
仄かに甘い薔薇と煙草のスモーキーが入り混じった香りを振りまいてたとしたら…
想像するだけでもう、たまりません。
魅力的すぎて全面降伏です。ひれ伏します。
耽美で中性的でエレガントでさえあるエロティシズム。
怒りさえ感じてしまいそう。悔しくて(笑)

ちなみにレディ・ガガは自分の名前を冠した香水を売り出しています。
http://www.kawabe.co.jp/fragrance/LADY_GAGA/fame.html
嗅いだことはありませんが、調香を見る限り甘くてセクシーなフロリエンタルかな。
そしてマドンナの香り…なんだろうなぁ。
昔、フランスのアニック・グタールというメゾンの「フォラヴリル」という香りを
愛用してたと聞いたことがあります。
マンゴーと葉のグリーンにジャスミンやイランイランなどエキゾチックな花が香る
個性的な香りです。
が、まあこれは日本でもよくある「◯◯さん愛用の香り」ってうたい文句と同じかもしれませんね(笑)
ワッツ。
写真と香り。
大好きなお題でめちゃくちゃ楽しくて、たくさん書きたいけど明日は仕事。
なので感想はまた。
今日Twitterで操上さんと三池監督の達人達の話題が流れてきました。
2014.2.放映なので木村の名前は出てきません。
が、木村と三池監督がタッグを組むのは必然だったのかな?なんて。
動画、無かったのですが対談を丁寧に拾ってくださってるブログを見つけました。
http://ami-go45.hatenablog.com/entry/2014/02/02/095708
いや〜…いろいろ素晴らしい。
今日のUOMO話といい、木村はなんだか生き生きしてるんだよねぇ。
いい感じだ。

もうすぐ今日が終わります。

今日は3月11日です。

5年前のあの時を、今でも鮮明に思い出します。

上手く語る言葉が見つからないでちょっと凹んでいたのですが、わっつの冒頭の木村の言葉にすごく…気持ちが救われました。
彼の声には何か人の心を落ち着かせる力があります。
その姿も、そう。
彼が居てTVなりラジオの向こうからコミュニケーションを試みている。
例え一方通行でも、何かが伝わる。
それは…いろんな感情を大らかに包み込む温かさ、かな。
20年を振り返る。
これだけでも「ん?」なんですけどね、時期が時期だけに。
私が聞き始めたのはたぶんHEROより後だったと思う。
なので1時間放送とか夕方放送とかは知らない。
ガンシャとか端午の節句スとかは聞いたことあるけどね(笑)
やらかして叱られるたびに立ち退きを命じられた、って。
この先なにかやらかしても大目に見てください、って。
でも来年2月を約束してくれたし。
守れない約束をする男じゃないし。
「信じて、待ってて。」って一番最初にはっきり言った人だから。
なにより木村自身にとってわっつはたぶんとても大事な時間。
(ラジオはSEXだ!by.きむらたくや)
きっと大丈夫だ。

死にたい、死にたいと思っていたのがわっつの木村の言葉で救われた、と。
華麗なる一族の時に言ってたよね。自ら命を断つ鉄平の選択がどうしてもどうしても
納得できないと福澤氏と何度も何度も話し合いを重ねた、と。
あの話を聞いた時、なぜか私は「あ。この人きっと死を考えたことがあるんだな。」
と感じたのでした。
逆じゃん?と思うかもしれないけど、そう感じた。
考えて考え抜いた末に自ら命を断つ行為を断固否定したからこそ、かな…と。

苦しい・悲しい・やり切れない経験を何度も重ねた人が、同じ思いを味わってる人の
苦しい・悲しい・やり切れない思いを取り除こうと強くなる。
なんかね…そんな気がしました。

まぁでも最後は「いつまでもヘンタイアイドルでいてください♪」に
「はぁ〜い☆」って嬉しそうに返事して終わるんだけどねw
「サンローランの服はエディ・スリマンのパーソナルな部分がすごく反映されるから(中略)胸を貫くようなスケーターの男の子との出会いがあったんでしょうね。」
UOMO、インタビューのこのくだり。
なぜかドキッとした。
これがどの写真のコーディネイトを指しているかは明白だ。
その一枚、真っ白なレザーに真っ赤な靴ひものスニーカーがすこしだけ汚れてるのが
なぜかとても気になった。
ファッショングラビアでモデルが着用するものは大抵の場合新品だけど、中には
「スタイリスト私物」と表示されるものもある。
木村の私物?…にしても汚れ方が<絶妙すぎて>、そこにひっかかった。
いや、その引っかかりはむしろ43歳の木村拓哉が少年に見えるせいかもしれない。
ヘアやメイク、ライティングの効果はもちろんある。
でも、それだけじゃない。
もしかしたら彼はそれらを身に纏うことで『胸を貫くようなスケーターの男の子』を自らの肉体で体現してみせたのではないか。
または、こう言い換えることもできる。

『木村拓哉はエディ・スリマンのデザインした服を手に取り身につけたことで、
<エディ・スリマンの胸を貫いた男の子>のビジョンを感じとり、そのイメージに 自らの肉体を同化させた。』

木村拓哉の着た服は売れる。
カッコいい。美しい。セクシーでセンシュアルでワイルドで…でもそれだけでは
彼と服との、なんとも不思議な関係性は説明しきれない気がする。
自分は昔、彼の独特の着こなしを「服の声を聞いてる」ようだと思ったことがある。
自らを最高に魅せながら服そのものも最高に素敵に見せる。
こう着て・こう動いたらこの服の素晴らしさ・美しさが際立つのでは?という直感が
際立って鋭いひとだ。
こう考えることもできる。
彼はスタイリスト・写真家・編集者、さらに服を創ったデザイナーの意図…熱意、
愛、テクニック、想い、を瞬間的に理解し・共感し・体現するひと。

ならば、あのスニーカーとスケートボードについて彼が語った
『エディ・スリマンと胸を貫くような少年の出会い』のエピソードは、
木村のインスピレーションが産んだ物語かもしれないけど、ただの妄想でもない。
その服を手に取り纏い、メイクを施され、スタイリストにイメージを説明され、
カメラマンとのセッションを重ねていく中で、彼は「服の声を聞いて」最も相応しい役を演じている。
それがどんな手順を踏んで為されるかを端的に言い表したのが
「自分の軸をしっかり持った上で『この服を着るから俺はこんな人になる』」
というくだりだと思う。

篠山紀信氏とのセッションについてもそれは同じで、
「アンテナを大きく張って感度を上げて(篠山氏が)何を求めているのか
 常に考えながら反応しないと上手くいかない」
「何かを表現する以上、そこにはいろいろな可能性があるってことを理解してないと 独りよがりになってしまうし、成長しない」

自分だけのインスピレーションに溺れることなく、カメラ(の向こうに居る篠山氏)から放出される<撮る>ことへの欲望のかたちに共感し、肉体を同化させ、瞬間的に変化しながら<撮る側>と真っ向から向き合う。
そして挑発しシャッターを<切らせる>…『この服を着るから俺はこんな人になる』

何かに似ていると思った。
誰かの脳内にあるイメージを巧みに読み取り、肉体に写し取り体現する。
そうだ。
これって木村拓哉が役を生きる時と同じ過程を辿っているんじゃないだろうか?
「自分の軸をしっかり持った上で『この服を着るから俺はこんな人になる』」は
 『この役を演じるから俺はこんな人になる』とも読み替えられる。

何をやってもキムタク。
枕言葉のようにそう揶揄されたこともある。
それは部分的には当たっているかもしれないが、その言葉の持つ意味の深さ重さを
完全には理解できてない。
記憶喪失のサラリーマン、未来から送り込まれたアンドロイド、真実を求める検察官血に塗れた現代のキリスト、伝説の剣豪、若きパイロット、総理大臣。
これだけバラエティに富んだ役柄をこなす役者もそうそう居ない。
なぜ彼には可能なのか?
その答えのひとつがここにある。
『何をやっても(演じても)木村拓哉の軸はぶれない。』
UOMOのインタビューは実は、彼のお芝居・歌・ダンスを含めた全ての<表現>の
源に触れているのだと思う。




さて。
解散騒動から早一ヶ月半。
あれからSMAPというグループは色んな意味で変わってしまった。
そんな中で木村拓哉の新たな仕事の第一弾がUOMOのグラビアとインタビュー、
ぜんぶで16ページに渡る特集だった、というのは非常に興味深い。
グラビアはファッション雑誌の体裁をとりつつ、コーディネートによってどんどん
変わっていく、『役を生きる木村拓哉』を見せるための構成だし、
インタビューの内容もグラビア撮影時のレポートと見せかけながらその実態は
木村拓哉の演技論といえるものだったりする。
私は、これを木村拓哉の『役者宣言』だと受けとった。
「進むべき方向は見えている」彼が「向こう側に見つめているもの」とは。
その先の景色が見たい。…この言葉で締めくくられているインタビューは、
ずっと待ち望んでいたファンに彼と彼を支えるひとたちとが発信してくれた大切な
メッセージ。
UOMO。
衝撃的で刺激的でちょっとすごい。
写真もインタビューも情報量多すぎで…何度も本を閉じ、時間を置いて、また見る。
この繰り返し。
篠山紀信氏による木村拓哉。
敢えてコントラストをキツく・イエローを強調した肌色。
反射で表情すらおぼろげに見える時ですらそれとわかる被写体。
いや、でもこれは本当に木村拓哉なのか?くしゃっと無造作に整えた前髪は時に目を半ば隠して輪郭もおぼろげな中に白っぽいピンクに見える唇が妙に肉感的。
見開きページのドリスヴァンノッテンのTシャツにプリントされたマリリン・モンローとシンクロするような顔で、サンローランの超ゴージャスなブルゾンにジーンズ、
履き古したように見せかけたスニーカーとスケートボード。
誰かを待っているのか…路地裏の日だまりでどこか物憂げなその顔の移ろう一瞬を
カメラは素早く切りとる。小さく、しかし鋭いシャッター音で。
ここに居るのは大人になりかけの青年。
実際は43歳の男性なんだけれども…彼のどこか内側にある深い処から呼び出された
青年のムードは、その表情やすこし投げやりで気怠い空気をカラダに纏わせる。
その写真と向かい合う形で配されたのは、着古してポケットが剥がれてなくなったようにわざと見せかけたオールインワンを身につけた若い男。
彼のしなやかなカラダの動き、どことなく不敵な笑みに、ごくカジュアルに見える服が実は慎重に・細心の注意を払って仕立てられたものとわかる。
そして彼が「見たのと袖を通したのではぜんぜん違う。」と語ったスタイリング。
ケミカルウオッシュのデニム。そしてロングコート。有り体に言って<ダサい>服。
これに純白のパンツ、極めつけに裸足に真っ赤なエナメルのビットローファー。
コートもローファーもこれ以上無い位に強烈で個性的で<エグい>デザイン。
余程パワフルな個性がないと完全に服に負けてしまうだろうこのコーディネイトを、
美しい顔をほとんど衿の後ろに隠し、ドラマティックに、印象的に演出する。
カメラが切りとったその瞬間は、パパラッチの不意打ちをかわす映画スターのようで
光が当たって茶色く見える右目はどことなく不穏で、懐に鋭く斬れるナイフを隠し
もった不良少年の気配もあり。
この一枚は着る人=演じる人の、中身の強さが試される。
手強い服を手なずけ・服の声を聞きながら、自分も・服も最高に魅せる。

初見の印象が「攻めてるな」だった。
撮り方もスタイリングも、それを着て・成って・見せてる木村も。
コーディネートを替え、場所を移動するごとに彼は違う顔を見せる。
ナイーブな少年。
自信満々なジゴロ。
二日酔いのミュージシャン。
秘密を暴かれるスタア。
ページをめくり・スタイリングが変わるたびに私は戸惑う。
「この人はどこの木村拓哉なんだ?」
彼がドラマチックに軽々と着こなし・演じる服たち。
あまりに自然すぎるので撮影のため用意された、とは思えない服たち。
中身を問われる服。
デザイナー、スタイリスト、カメラ、そして演じ手=木村拓哉の、服を媒介にした
セッションの記録かもしれない。

もうひとつ。
ヒステリックグラマーを纏ったブレない木村拓哉。
「ロックンロールのカリスマ」
どこに居てもどんな瞬間を、どんなシチュエーションで切りとっても、彼は彼。
若木信吾氏は『%』を撮った写真家さんでもある。
その時の木村の言葉を思い出す。
「若木さんは自分が『ここ!』と思った瞬間にはシャッターを切らない。敢えてそこを外して、え?ここ?って瞬間を切りとる。」と。
ヒステリックグラマーのアーカイブ的コーディネートを纏った木村が演じた、
たぶん何千何万と信者を抱えるカリスマ・ロックンローラー。
それらしいポーズをとりながら、どことなくリラックスモードがあるのは「ここ」を
微妙に外した瞬間を切りとっているから、かもしれない。
ラストページ、右半分の顔を隠した左側の顔が優しい。
そういえば若木氏は『%』でもスマショで発売したモノクロ写真集でも、
この「キムラの半分」を好んで撮ってるのだった。
木村拓哉の顔の、右半分は男性的で凛としている。左半分は女性的で柔和で優しい。
その不思議な見え方に、この写真家は魅かれているのかもしれない。

UOMOの木村のページを見て。
ファッション雑誌のグラビアは服をかっこ良く見せ・購買意欲をそそるための販促
手段であり、見ているものは紙に焼き付けられた画像に過ぎないとしても。
優れた写真は篠山氏が言うように「今一番いいものを、一番いい場所から見る」
…というのを、言葉でなく私の目と心で実感したな、と思った。
その瞬間、篠山氏がシャッターを切った瞬間の網膜に焼き付いた最上の<今>を
私も同じ目線を通して見ている。
レンズの向こうに居るのは木村拓哉。
そして、その瞬間の、彼・彼が表現する服・そして彼が演じる<服を着るひと>



*インタビューもこれまたたくさんの情報量とワクワクせずには居られない今後の
方向性(なんとなく、だけど)が見えてきて、とても一度に書き切れないので、
また明日。(か明後日)
…と聞いてすぐ思いついたのが喋り出しの「いや、」かな。
いや、と聞くと「否」と否定的な感じを持つかもしれないけど、木村のはむしろ
「いやぁ、◯◯ですよ〜。」ってニュアンスの「いや、」。
言葉に出さない部分がたくさんある人の喋り方だな、って思う。
『木村は話が(無駄に)長い。』
と一部のファンによく指摘されるし、昔の『広告批評』で「(自分は)話し方もしつこいかもしれない」と言ってたから、自覚もあるんだろう。
何度か書いたけど、それは木村がヴィジュアルシンカーだからと思う。
思考の大部分が言葉(概念)で組み立てられてる人は意味を伝えるのを重視する。
対してヴィジュアル(映像)で思考する人の話は細かく具体的な描写が続く。
脳内に<見えている>思考を伝えるには<場面>の説明が欠かせないからだ。
どうやら思考のスタイルとしては圧倒的に言葉で思考するタイプが多いようなので、
木村は少数派ということになる。
多数派の人々には彼の話は「冗長で意味不明で結論が迷子」と聞こえるらしい。
個人的には例え話やモノマネを巧みに織り込みながら喋るスタイルは、情景が目の前にありありと浮かんで来て非常に面白い。
自分が木村の目を借りてみてるような感じがするときさえある。
それに映像での思考は彼のように「見せる」職業の人には欠かせない能力だと思う。
自分が、いまどう動いて・どんな風に見えているか。
これを脳内にどれくらいくっきりと描けるかで表現の精度が全く違うはず。
お芝居をしてる自分をリアルタイムにカメラで確認しながら動いてるような状況が
木村の脳内で展開してるんだろうなー…と想像する。
なんてエキサイティングなんだ!
UOMOでのファッションフォトとして切りとられた彼がどうしてあんなに鮮烈かつ
息づかいまで感じるものだったのか、にもここのところがすごく大きいはず。
…UOMOの写真たちは凄い情報量だったので、コッチの感想はまた改めて。

脚、ちゃんと回復してるようで、よかった。
じん帯損傷の予後の良し悪しはリハビリ次第だそうです。
(怪我の報道直後ネットで調べましたw)
本人の口から話が聞けてほっとしました。
手術して回復まで半年かかることもあるそうなので…。
そこまで深刻じゃなくて本当によかった。
結構ケガするよね…。眠れる森のときは頭を負傷して縫ったとか。
JRAの撮影で落馬したとか。ロイドの現場でもかなりボロボロだったみたいだし。
年末の生「シャレオツ」が痛々しかったのを思い出した。

木村って一番大変な時は言わないもんね、たぶん。
きっともう少しなんだろう、うん。
春はもうすぐそこ。
声が穏やか。
そう感じました。
眠る前に聞く曲のチョイスのせいもあったのかな。
寝床の中で聞くのに相応しいチョイス。
曲をたぶんiTunesから検索してる時の感じとかめちゃめちゃ可愛かったっす。
あー、いたいたいた!って、ちょっと虫っぽい(笑)

疲れるとものもらいができる木村が最近眼科でものもらいの薬をもらった。
寝る前に赤ワインを入れる。
眠れなくても横になって目を閉じてるだけで身体は休まっている。
まぁね。
曲の歌詞もだけれども、探して気になったものを繋いでくと何かしら浮かび上がって
くるもんがある…ような気がするけど。

でも木村の声はどっか軽くて。
うん、きっと彼は彼だなぁと。
彼が彼で居てくれること。これって凄いことだし、凄い人だなぁと思う。
改めて。

個人的に寝る前に聞く曲といえば。
フォロワーさんの「手蔦葵の声はα波が出てそう。」で、ああこれだ!と。
松本隆のトリビュートアルバム『風街で会いませう』
これの初っ端に入ってる手蔦葵の唄う「風の谷のナウシカ」
…これはほんとうに穏やかな夢を見れそうです。
ナウシカ的に言うとメーヴェに乗って風の吹く黄金色の草原にふわりと降り立つ。
…そんなイメージですね。
つべを探したのですが、アップされておりませんでした。残念。
このアルバムはほんっとにいいので、チャンスがあれば、ぜひ。

さて。
CUT、ご覧になりましたか?
私、今日書店で三池監督の「ゲバチュー」を開いて、読んで、危うく泣きそうに。
なので急いで閉じて、レジへ。
帰宅後ゆっくり落ち着いて読みました。
満身創痍な卍を生きる壮絶な姿が、ほんの数行ですが、くっきりと浮かび上がる。
まるで三池監督の目から、自分がその姿を眺めているかのように。
本当にパッとそのシーンが浮かんだのでした。
奇跡のような暴力性と美しさ。
由紀夫とShitaoが最も愛する木村拓哉である私にとって、これ以上の言葉はない。

自分がいつからわっつを聞き出したのか定かではない。
Giftで木村に落ちてから暫くは役者としての彼しか知らなくてスマスマを見たのは
たぶんPeace!の新曲披露の頃で、わっつを知ったのはそれよりずっと後な気がする。
でもね。
それでもやっぱりくりりんの頃は面白かったな〜…完全な無法地帯感覚で。
くりりんはたぶん同世代だし、音楽のチョイスもNYパンクっぽかったりでかなり
趣味に合ってたし、SMAPやジャニーズの話題は皆無だったよなぁ。

それはさておき。
木村のTシャツのチョイスに拘りがあるんだろうなーってのは感じていた。
久利生のTシャツに『THE LIE STOPS HERE』(ウソはやめろ)とか…
確か『prove it』(証明しろ)ってのもあったような記憶が(曖昧)
先週に続いて服、というか身につけるものの話。
そしてやっぱりここでも彼が身につけるものをチョイスするとき、そのモノには
単なるモノ以上の意味がこめられてるんだなと再確認する。
『自分はこんな人です。』
初めましての人から、私たちはまずその人の顔を見、声を聞き、表情や仕草からその
人となりを読み取ろうとします。
まずは映像(外見)と音(声)なのです。(あと、匂いも)
外見には服装も含まれますよね、もちろん。
ビジネスの場はまぁ別としても(個性を極力抑えるのがルールの職場もあるし)、
普段の服装でその人のイメージを何となく把握しちゃったりってことはありますし。
ましてや木村の職業はある意味<見られる>ことですから、尚更。
私は普段あんまりTシャツは着ないんだけど、電車の中とかで人の着てるTシャツの
文字を読んじゃったりすることあります。
確かに「ちょっとそれは…まずいんじゃないの???」ってのありますよ。

もうずいぶん前になりますが、日本の某メーカーが『b◯◯ch』の文字と男性が
女性に銃を向けてる図のシルエットをプリントしたTシャツを売っていて、意味を
知らずに女の子たちが着ていて、それを見た英語圏の人々が激怒して抗議が殺到し
販売停止になったなんてこともありました。


ましてや木村拓哉ですから。
反面、木村拓哉だからこそ、でもあって。
彼が着るからTシャツは売れ、アクセサリーは流行り、男の着物が注目を集める。
それを見てカッコいい!!と買う人もいれば、キムタク嫌い!ムカつく!と
わざわざクレームをつけちゃうヒマ人もいる。
愛されリスペクトされ評価される人はその分、嫉妬から来る攻撃にさらされ易く、
彼がありとあらゆる<パブリックイメージ>に慎重にならざるを得ないのは当然だし
反面、あの立場に居ながらラジオでアホアホ発言してみたり。
矢面に立たされるのが分かっても敢えて逃げずに立ち向かっていく。
彼がいかに<見られる>ことに意識的で、ある意味確信犯的であるか。

さて。
ワッツは20周年だそうですね。
聞き始めた歴史の浅い私ですけど、木村ソロの『オレンジ』『らいハ』なんかは
是非ともまた聞いてみたい。
(ちょこっとだけ唄ったセロリが素敵すぎた…)
いきなり直撃された植Pのキョドリっぷりが懐かしい。
ICWRのロケ話、NYでジョシュと再会するも深夜に置き去りにされた話とか…
スタジオで仁義なき豆まきをした回とか…。
「今は自分の部屋みたいに」話してるというワッツ。
木村拓哉がいま、本当は何を考えているのか。どう感じているのか。
ヲタは時にニュアンスで掴んじゃったりしますし(笑)
開放区無きいま、ワッツが唯一のホットラインだったりして。
とにかく、このプログラムだけは永遠に続いてほしいです。

あ。
そうそう。
ポロリらしきものがあったよね?
京都かぁ。
…きっと近いうちに何かあるに違いない。
UOMOもあと10日後に発売だし。
木村の、これからの仕事のスタンスがどうなっていくのか?
この春でいろいろ見えてきそうな気がするんだけど。
Curtis Mayfieldの名曲。
大好き。
子供が産まれるまでよく友達がDJしてるクラブに遊びに行ってたんだけど、
テクノやハウスに混ざって70年代のファンキーなディスコミュージックがかかって
これもよく聞いたなぁ。
…なので個人的には踊りたくなる曲なのです。
https://lyrics.red-goose.com/move-on-up-curtis-mayfield/
しかぁし。
木村がノリだけで選ぶはずもなく。
歌詞はこちら。
https://lyrics.red-goose.com/move-on-up-curtis-mayfield/
これと、SMAPからは『夜空』ねー…。
あの〜…木村ってあほあほ(波乗り)兄ちゃんだし。
私も基本、ワッツはそのスタンスで聞いてます。
でもさ、この選曲な。
解散騒動からこっち、常に彼はメッセージを発信してきた。
伝わる人にしか伝わらないようなやり方で。
周知の通りネットニュースもTVも週刊誌も新聞も、あてにはならない。
それは一部のスマヲタ同様、結論先にありきであって、聞く人それぞれに感想なり
思考なりの材料を提供するための機能を、すでに手放している。
いやむしろ結局マスメディアってそんなもんかもしれないっす。
であるならば、何を受けとればいいの?
ワッツは今のところ、木村ヲタと、彼に少なからずポジティヴな関心を抱いた人たちに向けて「木村拓哉自身の気持ちが介在した」メディアとして機能してるのかも。

それにしてもアレ、良かったよね。
「ダンディで素敵な教授もまずはオスである。」 by.木村拓哉
カッコいいね。うん。
なんか年取るに従って木村拓哉のカッコ良さの深みに気づくよ、ほんと。
彼のアホアホっぷりとかさ、中坊並みのエロネタとかね。
それをずーっと保っていることの凄さw
裏を返せば彼が、まさか!?と思う人の表皮の下にある真実を常に意識してる
ってことですから(笑)
彼のお芝居のリアルな感じ。
いやあそこまで理解してるなら次は実践でしょう?
考えたらしばらくセクシーとかエロティックな役をやってないと思いませんか?
ぜひぜひ。ドラマでも映画でも。
匂い立つようなエロティシズムを。

もうひとつ、洋服の色の話もなかなか面白かったです。

「知り合いがデザイナーをやってたブランドのスニーカーを持ってたけど、外資系に
買収されてデザイナーやめたって聞いたとたんに人にあげました。」

木村らしいなーと思った。
今まで彼の話したお洋服に絡む話、例えば「MA-1はトップガンに憧れて」とか。
そのモノ自体の好みももちろんあるんだろうけど、スニーカーの話を聞いた時に、
ああ。この人はモノ自体が持つストーリーにより魅かれるのだろうなと。
ゴローさんのアクセサリーへの思い入れなんか究極かもしれない。
彼の中では音楽も洋服も、もちろん単独で魅力的なのは間違いないけれども、
その全てに生きて来た年月の証がある気がしてね。
「どんなドラマをしてたか?」でその年を思い出すってのも根っこはたぶん同じ。

2/24発売のUOMO。
表紙も木村でインタビューもあって、しかも写真は篠山紀信。
いや〜…先週偶然、その昔UNOのロングインタビューを敢行した花田氏の記事を読んだばかりだったので。
あのUNOは私も持ってるけど、撮影は篠山紀信なんですよね。
中央公論でも2.3年前に撮影してますけど、木村を。
今回は媒体がファッション雑誌でもありますし。
なんだろうな〜…ちょっと今までと違った木村拓哉が見れるかな?とか。
マネージメントが交代して心機一転、みたいな、ね。
そういえば花田氏のインタビュー。
UNOの撮影時の経緯に触れていて。
木村と篠山氏のフォトセッションがあまりにもよくて、18ページで特集組みたいと
相談したら飯島マネが
「他メンバーがやってないのに、木村だけ特別扱いできません!」
って突っぱねた。
諦め切れなくてメリー氏に泣きついて、なんとか実現させた、と。
…なるほどなぁ(苦笑)
いや〜花田氏に感謝。
切り抜きしたやつとまるごと一冊と、両方もってますよ、自分。
それくらい鮮烈で生き生きして、反抗的で純粋で。
『若さ』というちょっと気恥ずかしいけれどもとっても貴重な時間を切りとった、
ある意味とても生々しい写真たち。
頑張って世に出して頂いて本当にありがとうございます。

さて。
もしかしたらここから始まる木村拓哉の物語は、一体どんなふうになるだろう?

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